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星見とキャンプが好きな千葉在住のアラフォーのおじさん。
新月の度に星見キャンプに足繁く通っております。
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上記のお知らせは30日以上更新のないブログに表示しています。
記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  

Posted by naturum at

2017年11月02日

Blast家のNew comer 紹介⑧双眼鏡を変更

みなさんハロにちは。Blastです。

明日から3連休ですねぇ。
毎年この11月の連休はこの定宿のシーズン最終日となるので出かけています。



去年はハムを沢山仕込みました。

週末キャンプの積載は8割済んでいるのであとは食料その他を積み込み出発するのみ。


気温からすると霜は確実に降りそうなので、我が家の冬キャンプの強い味方。

武井バーナー 501Aセット








薪ストーブ

が大活躍してくれそうです。

さてさて、ブログのリハビリ的に始めましたこのシリーズ、

①はじめにはこちら
②燃料タンクはこちら
③焚き火台はこちら
③タープはこちら
④コットはこちら
⑤ヤカンはこちら
⑥鏡筒はこちら
です。

です。

この企画はブログを書いてなかった間にゲットした物を頼まれもしてないのに紹介すると言う迷惑な企画です。

ワタクシは以前こちらの記事でアツく双眼鏡の魅力を語っておりました…


手に持つだけでスグに観望が出来て操作のコツもそんなにない双眼鏡…


お気に入りの観測グッズだったのですが…














そこいらのドブ程度の深い事情により手放す事になり…










双眼鏡ナシの天文ライフをしばらく送っておりました…
(´・ω・`)
























しばらくは「まぁ仕方ないかな」と
ちょっと観望したいな、という時も望遠鏡を出していましたが…



























やっぱり双眼鏡が欲しい!













どうしてワタクシがそこまで双眼鏡にこだわるかと言うと、実は天体望遠鏡にない特徴があるのです。










それは双眼鏡で見る景色は







"立体"感があるのです。












やはり人間は持って生まれた二つの瞳で見る事でより色んな事を認識します。




そう言う点でも双眼鏡って凄く使いやすいんです。






で、どんな双眼鏡買おうかなぁと考えると




以前持っていたダハプリズムとは違うポロプリズム式のヤツにしよう!

ちょっと口径大きくしよう!





となると…




7×50かなぁ。


と言う事で






















お誕生日にやってきました。




Vixen Foresta ZR7×50
(既に生産終了してます)



早速ストラップをカスタマイズ。






ワタクシ、クルマも双眼鏡もカスタムしないといられないのです…



そんな経緯でやってきたNew双眼鏡ですが

普段の星見にガンガン使うのはもちろん

千葉に引越して海釣りなどに出向くと鳥山が見えた時に使ったり
対岸の堤防の人が何釣れてるのか見たり(笑
と何かと活躍しています。











ちなみに普段星見をしない方が天体望遠鏡と双眼鏡を比べて

「どっちがよく見えるの?」

聞かれる事がありますが…

真面目なワタクシ…

よく見えるってなんだろなー

と根本的な部分を深く考えてしまいます(笑

しかしながら集光力、と言う意味ではもはや圧倒的です。

人の瞳が光を受け入れるための入り口、瞳径は7mm

天体望遠鏡の入門クラス最大口径が80mm、こちらの双眼鏡が50mm


天体望遠鏡で11倍以上!双眼鏡で7倍以上の能力があるので







どっちもよく見えますよ





と期待に全く沿わない返事をしています(笑


一概に比べられないのね、この二つ。


天体望遠鏡は高倍率にも耐えられるけど、セッティングが大変だし

双眼鏡は手軽に使えるけど倍率は天体望遠鏡には劣る。

だけど高々2倍の倍率でも、ワタクシの使っている


ビクセン(Vixen) SG 2.1×42



なんて使えば普段天の川も見えない郊外の住宅地でも天の川の片鱗が見えたりするし…

自動導入(見たい対象の天体を指定したら勝手に導入してくれる機能)を基本使わないワタクシなんかは見たい天体の同定に双眼鏡を使いまくるし。

ホントどちらがいい観測機器か?

と言われると3日くらい討論できると思います。


でも初めて天体観測を始めるのに、何か買うのだとしたら?

















圧倒的に双眼鏡をオススメします。












何故かって?















天体観測以外にも使える観測器具だから、価格もこなれているし、何より何も考えずに使えます。












定宿で天体観測の案内人をしてる時、望遠鏡で見るにはデカい、でも肉眼で見ても面白くない散開星団などを見るとき、手持ちの双眼鏡を渡すと来場者もすぐに使いこなしてくれます。

コンパクトで直感的に触れる双眼鏡


もっと評価されて良いのになぁと思うBlastでした。

さてさて次回は洗い桶について

お楽しみに!  

2017年11月01日

Blast家のNew comer 紹介⑦鏡筒を追加

みなさんハロにちは。Blastです。

急に寒くなりましたね、
定宿の近隣では初雪の知らせも。

段々と冬の足音が聞こえて来ましたが、今年から千葉に越してきたので、冬の臨海キャンプなどにも出向いてみようかと思ってます。

昼間は釣りして夜は薪ストーブでヌクヌク鍋キャンプとか妄想中です。

そろそろベーコン、ハム作りにもいい時期になってきましたしね!

基本Blast家ではハム、ベーコンは自家製です。
市場でロースやバラを一本(5kgくらい)買い込んでソミュール液に漬け込んで作ります。

作ったら冷凍し、大体3ヶ月かけて消費します。

キャンプでワイルドにスライスして食べたり




家で朝食のマフィンに挟んだり。

そろそろストックが切れるんで近々また仕込む予定にしてます。

さてさて、ブログのリハビリ的に始めましたこのシリーズ、

①はじめにはこちら
②燃料タンクはこちら
③焚き火台はこちら
③タープはこちら
④コットはこちら
⑤ヤカンはこちら
です。

この企画はブログを書いてなかった間にゲットした物を頼まれもしてないのに紹介すると言う迷惑な企画です。

いにしえの記憶では、ワタクシは確か望遠鏡の種類について
こちらの記事

で書いており

基本的に天体望遠鏡は3種類、レンズを使う屈折式と、鏡を使う反射式と、レンズと鏡を使うカタディオプトリック方式に分かれるよ。
と書きました。(上述のリンクはその触りの話だけです)

そんな3種の天体望遠鏡の中でワタクシが愛用しているのは屈折式でして、扱いやすいのが特徴です。

ただ、レンズを使うと、高価になりがちなのがネックです。

望遠鏡の性能は口径(光が入る入り口の大きさ)で決まりますが、ともすると大口径の屈折式は超高額で、同じ口径なら、反射の方が安く手に入ります。

ならサッサと大口径の反射式買えばいいんじゃないの?

となりますが…

反射式はいわば鏡を組み合わせただけの仕組み。
光軸と呼びますが、光がいかに入ってきて、目に届くのかという経路、を綺麗に整える必要があります。

つまり、運用には、メンテナンスとその技術が常に必要になります。

慣れてしまえば簡単なのですが…

敢えて言ってしまうと、最初の一本には向かないけど安価で高性能なのが、反射式望遠鏡なのです。

風呂上がりにサクッと綺麗に見えてる月でも見てぇなぁ。

クレーター肴に一杯やるか!

なら屈折式。

天体望遠鏡使ってじっくり腰据えて見るかぁ!

なら反射式なのです

ちょっとハードルの高い反射式ですが、メリットは相応にあって

よく見える
よく撮れる

天体望遠鏡なのです。

で!

ワタクシメがそうした観点で、

「今よりデカい口径」

を探すと、候補に真っ先に上がってくるのは


ビクセン(Vixen) R200SS鏡筒



大口径に
広視界
分解能0.58秒


と三拍子揃っており最高ですが



デカい
重い

という我が愛車事情による二重苦でございまして

積載の苦労からメシエ天体探す前に








なんてオチになりそうなので涙を飲んでアキラメますが…













がやっぱり反射式の一本欲しいよなぁ…

とクドクド探し続けておりますと








あるじゃないですか







SkyWatcher BKP130 OTAW Dual Speed ニュートン鏡


しかも安い…

候補だったVixen R200SSと比較すると

口径200mm→130mm 35%ダウン
焦点距離800mm→650mm 25%ダウン
F値 F4→F5 25%ダウン
(F値とは光学機器の明るさを示す値で、小さい程明るい事を示します)

コンパクトにした分光学的な性能は当然劣りますが…

結構コストパフォーマンスは良いのかな?と

3諭吉さんでイケますし…


しばらくコイツで遊んで、もっと良いのが欲しい!
ってなったらR200SSイキますか!


という事でお買い上げ。


早速大活躍!


と行きたいところなのですが…



天候だったり私用だったりとで中々腰を据えて観測だー

というタイミングが少なく…


まだまだ期待程の活躍も成果も出せてません。

6月からはちょっとずつ落ち着いてきたから、これからの活躍に期待ですね。

さてさて、次回は双眼鏡
お楽しみに!  

2014年11月01日

冬の星空を楽しもう!〜冬の星見装備について 1、序論

皆様ハロにちは。Blastです。

世の中三連休、ワタクシも現在長野県の某PAにおります。

北海道、東北では雪の知らせ、山間部は霜、関西では木枯らしと徐々に冬が始まってますね。

星空も秋から冬に向けて変わって行きます。

夜半頃には秋の大四辺形と呼ばれるペガサス座の胴体とアンドロメダ座の頭の部分が天頂に現れ少し穏やかな星空がみえます。賑やかな夏の星空の目印、夏の大三角形は西の空に沈んで行きますが、東の空には明るい冬の星座が現れはじめます。

秋から冬の星空は、アンドロメダ銀河やプレアデス星団、オリオン大星雲など、観望しやすい天体や牡牛座、しし座、ふたご座の流星群など、星好きには話題の欠かないシーズンです。



オリオン座


そんな冬の星見の大敵はやはり"冷え"です。

冬の星見に行きたいと言った友人が
「スノボ行くからウェアあるし、大丈夫!」とか
「冬山登るから大丈夫、装備あるよ!」
なんて言いながら付いて来たら、寒くて敗退…

なんて事がしょっちゅうあります。
(まぁ、そんな所連れて行くなよ的な問題も…)

実はウィンタースポーツ用の防寒着や、登山用の防寒着の設計理念では、真冬の天体観測には太刀打ち出来ないのです。

何故か…

それは天体観測は、

動かないでじっとしている遊び

だからなのです!

体を動かす熱量を考慮しているウィンタースポーツ用品や登山用品は、天体観測では寒いのです(笑

あえて言うのなら、冬山のシュラフであれば、対応出来るかもしれません…

が…

単なる寒い野宿になる危険性大です。

ではそんな冬の天体観測用の防寒装備について
この記事を1、序論、として
2、首から上編
3、腰から上編
4、下半身編
5、足元編

の5回に分けてご案内したいと思います。

お楽しみに!
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2014年10月30日

星空を実感しよう!双眼鏡のススメ〜6、双眼鏡で楽しめる天体について

皆様ハロにちは。Blastです。
この連載では手軽なのにかなり楽しめる天体観測器具である"双眼鏡"について書いております。

1回目の序論はこちら
2回目の種類についてはこちら
3回目のスペックについてはこちら
前回の選び方についてはこちら
前回の使い方についてはこちら
です。

さてさて、前回の記事で双眼鏡の基本的な使い方をご案内いたしました。

実は双眼鏡の使い道の中で、天体観測は非常に楽な用途の一つです。

バードウォッチングなどにも使う双眼鏡ですが、バードウォッチングではしょっちゅうピントを調整する必要があります。

時々ワタクシもバードウォッチングをしますが、天体観測と比べるとしょっちゅうピントを調整しています。

その点天体観測は静かなものです。

ピント調整は無限遠になっていれば殆ど観察対象が変わっても弄る必要がありません。

双眼鏡をバードウォッチングやアニマルウォッチング、スポーツ観戦に利用する可能性がある方はCF方式の製品が良いかも知れません。

ではピント調整が楽な天体観測ですが、双眼鏡で見て楽しい天体はどんなものがあるか?をご案内します。

まずは日常、自宅近辺で観望するときは、月、明るい星雲 星団、二重星などが楽しいでしょう。

月は兎も角、明るい星雲 星団、二重星って何?となりますが、今の時期は中々良い観察対象があります。

まずは明るい星雲 星団ですが
今の時期暗くなるとすぐに見える




(画像はWikipediaより拝借)
M45 プレアデス星団 昴(すばる)

です。

清少納言が枕草子にも書いた昴は、横浜の明るい夜空でもしばらく星の光に目を慣らせばすぐに見つけられます。
日暮れから夜半までの間なら、東の空にモヤっと光る小さな星の集まりです。

自動車のスバルの由来にもなった星団は、肉眼では凡そ6〜7個の星が確認できます。
(視力、光害によって異なります)
その為スバルのマークは星6個で表記され、昴の別名は六連星(むつらぼし)と呼ばれます。

これが双眼鏡で見るとなんとその10倍の60〜70個の星が確認できます。

昴は若い星の集まりで地球からは443光年の位置にあります。

つまり今見ている光は1571年に星から放たれた光です。

1571年は日本では戦国時代。
信長様がお得意の焼き討ちで比叡山を打ち破った年です。

そう思うと中々感慨深いですよね。

そして夜更けの21時過ぎ頃から見える




(画像はWikipediaから拝借)
M42 43 オリオン大星雲

冬を代表する明るい星座、おなじみのオリオン座にある肉眼でも見える明るい星雲です。

双眼鏡で観察する時は是非星雲の中央にあるトラペジウム(四重星)と大きく広がる星間ガスの放つ明かりをじっくり観察してみましょう。

肉眼とはまた違う印象を受けること間違いなし!です。

星雲 星団は暗く探しにくいイメージがありますが、今の時期ならこの2つは探しやすいです。

因みに先ほどからM43などと書いていますが、Mとはメシエカタログの略で、43は番号です。
シャルル メシエさんが彗星を探しがてら星を見て回った結果、彗星と見間違えてしまう天体をまとめたものです。
1700年代後半にまとめたもので比較的探しやすい物が多い為、双眼鏡や個人所有の天体望遠鏡でも良く見え、メシエ天体と呼ばれて親しまれています。

見応えのある天体の候補のもう一つは、二重星です。

二重星とは2つの星が近接しているものです。互いが本当にそばにある物や見かけ上そうなっているものもありますが、小さな星が2つ並んでいるのは中々可愛らしいものです。

今の時期、入門ですぐに見つけられるのはやはりおおぐま座のミザールでしょう。

とても目の良い人なら肉眼でも2つ並んでいるのが分かります。

いわゆる北斗七星の内の一つです。

探し方は簡単。

北斗七星の柄杓の柄の先から2番目の星です。

それ以外にもたくさんの二重星があります。
オリオン大星雲のトラペジウムは四重星ですし、夏の大三角形の一角、デネブを要する白鳥座には宮沢賢治も空の宝石と呼んだアルビレオがあります。

是非探してみましょう。

また、ここで紹介した物以外にもメシエ天体や二重星はたくさんあります。

手軽に眺めることが出来る双眼鏡なら適当に見ていてもそういった天体を見かける事もあり得ます。

双眼鏡で探した天体を望遠鏡で眺めると更に楽しみが増えます。

またハマったら、是非天文雑誌を買ってみましょう。

国内で定期発行されている天文雑誌は2誌で
星ナビ
天文ガイド
があります。
どちらも良い雑誌ですが、手始めに買うなら天文ガイドをオススメします。

こちらに毎月掲載されている、藤井旭さんの書く星空ガイド記事は分かりやすくてオススメです。
特にカラー記事では双眼鏡と天体望遠鏡、それぞれに向きな観測対象を紹介してくれています。



さてさて、今回で双眼鏡についての連載は終了。
星見は好きだけど、中々ネタがなくなってきました。

次回はなにを書こうかなぁ…
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2014年10月28日

星空を実感しよう!双眼鏡のススメ〜5、双眼鏡の使い方について

皆様ハロにちは。Blastです。
この連載では手軽なのにかなり楽しめる天体観測器具である"双眼鏡"について書いております。

先日、天体望遠鏡メーカーVIXENさんの開く"トナかい"と言う会の会員向けキャンプイベントに行ってました。
星好きな方ならご存知、星の村天文台台長の大野せんせいにもお会いして、やはり天体観測の第一歩は双眼鏡が良いと再認識しました。

そしてそんな双眼鏡について書きながらも遅々として進まないこちらの連載、
1回目の序論はこちら
2回目の種類についてはこちら
3回目のスペックについてはこちら
前回の選び方についてはこちら
です。

さてさて、お気の早い方なら今頃手元にマイ双眼鏡があられる頃ではないでしょうか?

ちなみにまだ手に入れて無い方は、使い方も確認してからでも、この後の双眼鏡で楽しめる観望対象を確認してからでも遅くありません。

実践的な使い方講座の前に、まずはセッティング。

一番最初はストラップ。
出来る限りストラップは使いましょう。天体観測は暗がりで活動なので思わぬハプニングもあり得ます。
そんな時にも落とさない様にストラップはしっかりと取り付けて首や肩に掛けておきましょう。

ストラップが細くて痛かったり、気に入らないようでしたら、カメラ用のストラップに変更するのも手です。

次に眼鏡を掛けて観察される方は目当てを短くしておきましょう。
裸眼で観察される方は逆に長くします。
目当てとは接眼レンズについているゴムなどで出来たパーツです。
大まかに分けて2タイプあり、
筒を引き出して伸ばすタイプと、ゴムで出来ている目当てをぐりっと折り返して使う物があります。

これが適切かどうか、だけで随分見易さが変わります。

観察するときはまぶたか、眼鏡に目当てを当てて観察すると安定して観察できます。

さて、大まかなセッティングは完了!まさかレンズキャップを外し忘れてないですよね?

いよいよ接眼レンズを覗き込むタイミングです。

いざ覗き込むと視界が8の字だったり、重なった丸二つだったりします。

その視界が真円になるまで双眼鏡の左右の幅を合わせて行きます。

視界が真円になったら、次はピント合わせです。

双眼鏡のピント合わせは大体2種類に分かれます。

左右それぞれの目毎にピントを合わせる
IF方式
と、両目のピントをいっぺんに合わせてしまう
CF方式の2つがあります。

眼鏡など、視力を矯正している方はあまり左右の視差がないと思いますが、完全な裸眼の方なら左右で見え方の差がある場合もあります。

そんな方はIF方式の双眼鏡であれば観察対象との距離が変わるたびに左右接眼レンズのピントリングを触ってピントを合わせます。
CF方式の双眼鏡であれば、双眼鏡にもよりますが、左右の視力の違いを補正する為の視度調整の出来る側(大概が右目)の目を閉じて身近な物を観ます。街灯などで十分です。
そして双眼鏡の中央部にあるピントリングを触ってピントを合わせます。
ピントが合ったら反対側の目だけを開き、ピントリングの視度調整機能を調整します。
視度調整はピントリングを引っ張るか、押し込む、または専用のリングがありますが、大概がピントリングを引っ張ると調整できます。
調整が終わったりピントリングを戻して完了。

これで真ん中のピントリングをいじるだけで左右同時にピントを調整できます。

後は思う存分星空を堪能します。

キャンプ先の暗い星空でしたら、まずは30分位眼視(裸眼での観察)での観察を楽しみましょう。

目が慣れて来ると、段々これまで気が付かなかった淡い、モヤっとした部分に気がつくと思います。

そこを視界の中心に捉えた状態でパッと双眼鏡を目に当て、ピントを合わせます。

すぐには目が慣れないかもしれませんが、ボーッと見ていると、それらが星団だったり、星雲だったり、銀河だったりするのが分かってきます。

また、自宅付近のいつもの星空であればとりあえず見えてる星に双眼鏡を向けてみましょう。

目で見ている数倍の星がそこにある事に気がつくでしょう。

ワタクシが愛用しているVIXENのSG 2.1×42では横浜の郊外の暗い場所で天の川の片鱗を感じられます。

ただ、これは最初の双眼鏡にはあまりオススメではありませんが…

2.1倍なので扱いやすく、面白いのですがいずれもっと倍率の高い双眼鏡が欲しくなると思うので、2つめの双眼鏡であればオススメです。

星座がまるっと視界に入るので面白いですよ。

さてさて、次回はそんな双眼鏡で観察するのに向く天体を色々ご案内します。お楽しみに!
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2014年10月25日

星空を実感しよう!双眼鏡のススメ〜4、双眼鏡の選び方について

皆様ハロにちは。Blastです。
この連載では手軽なのにかなり楽しめる天体観測器具である"双眼鏡"について書いております。

実は現在定宿のキャンプ場で星見キャンプ中です。

1回目の序論はこちら
2回目の種類についてはこちら
前回のスペックについてはこちら
です。

さてさて、双眼鏡の種類とスペックの見方についてはご案内しました。

今回は前回最後に書いたように、手に取って選ぶ時のポイントについて書きます。

ネットの通販が一般的になったいまではありますが、敢えて双眼鏡はお店に出かけて買うことをお勧めします。

何故か?

理由は単純です。

スペックだけでは分からない事が沢山あるのです。

でもそうは言ってもまずどこで売ってるの?となります。

まずは天文ショップがあればそちらがお勧めです。

次にカメラ屋さん。出来ればカメラもプロ機まで置いてある様な店が良いです(ヨドバシやビッグカメラなど)

身近な所ではホームセンターやおもちゃ屋にも双眼鏡はありますが、あまりそちらはお勧めしません。
何故なら選ぶ幅が相当狭く、置いてある品も星見にはあまりお勧めできるレベルの物がありません。

もし身近にそういうお店が無いのであれば、天文ショップの通販を利用する事をお勧めします。
結構色々相談に乗ってくれますよ!

さてさて、お店に出かけて、まずはスペックで絞り込んだ双眼鏡をズラッと並べてみましょう。

まずは双眼鏡を逆から覗きこみます。

逆から見ると接眼レンズ側がの向こうが小さく見えるかと思いますが、それが前回ご案内した射出ひとみ径です。
これはスペックで分かりますが、実はよく見ておかないといけないのが、小さく見える接眼レンズの向こう側が、真円に近いか?を、チェックします。

これは非常に重要で、これで双眼鏡の中の光路(光の通り道に障害物があるのか?が分かります。

光を集める能力は双眼鏡の口径によって決まりますが、どんな大きな口径の双眼鏡でも、その光が素直に阻まれる事なく目に届かなければ台無しです。

双眼鏡を逆から眺めてそのシルエットが丸くなかった場合、光路内に障害物があると言うことです。

しかしイキナリ反対から覗き込むと
「お客様!反対ですよ」
となる危険性が高い技なので注意が必要です。

更に手に持って普通に覗く時は

重さ
重心

をチェックしましょう。

手に持って観察する前提なので、重さは非常に重要な要件です。
かと言って、樹脂製の筐体では強度が不足し、光路に影響が出ます。
筐体は金属製で出来る限り軽い物を選びましょう。

また、持って構えた時に持ち重りする、前重心の物は観望時疲れてしまいます。
持った時の重心、バランスをよく見ておく事が大切です。


またダハプリズムタイプの双眼鏡では覗いた時に線が出ていないか注意して観察して下さい。
プリズムの接合面の都合で視界に線が入る事があります。
これは個体差なので別の在庫にする事で解消する事が出来ます。

この辺りをチェックしながら、扱い易い双眼鏡を手に入れて下さい。

次回は手に入れた双眼鏡の使い方についてです。
お楽しみに!
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2014年10月15日

星空を実感しよう!双眼鏡のススメ〜3、双眼鏡のスペックについて

皆様ハロにちは。Blastです。
この連載では手軽なのにかなり楽しめる天体観測器具である"双眼鏡"について書いております。

仕事がちょっと忙しく、UPが途切れており申し訳ありません。

1回目の序論はこちら
前回の種類についてはこちら
です。

さてさて、双眼鏡の種類はほとんどが2種類に分類出来るとご案内しましたが、そのどちらも持っている性能をあらわす表記の仕方は同じになります。

沢山専門用語が出ますが気にするべきポイントはある程度限られます。

今回はそのスペックの見方についてご案内いたします。

まず、天体望遠鏡やカメラをはじめとする光学機器の基本性能は光の入り口である"口径"の大きさがその性能の良し悪しを一番左右します。

また、初めて双眼鏡を買われる際に気になるのが倍率ですが、同じ口径なら倍率は低い方が明るく、ハッキリ見えます。

そしてこの倍率と口径はほぼ全ての双眼鏡で型式に表記されてます。

例えばワタクシが愛用してます、Vixen New Foresta HR 8×42WP




こちらはその型式にある8×42という数字が示すように倍率"8倍"の口径"42mm"の双眼鏡です。

え?たった8倍なの?

と言われがちなのですが、実は倍率が高いと手の揺れが視界を揺らしてしまうので、非常に見難いのです。

手持ちでの運用を前提にした双眼鏡なら5〜10倍までの双眼鏡で、できる限り倍率の低い物が良いでしょう。

またこの口径を倍率で割った数値が射出ひとみ径と呼ばれる数値です。
これはどういうことかというと、ザックリ言うと対物レンズで受けた光を接眼部でどの程度の大きさの像にしているかを示してます。

上記の双眼鏡なら5.25mmになります。
そして人間の目が光を感じる黒目の真ん中、瞳孔は最大に開いても7mm程度、明るい屋外なら2mm程度ですが、星見を意識した双眼鏡なら5〜7mm程度の射出ひとみ径を持った双眼鏡がオススメです。

またこの射出ひとみ径を二乗した数値がその双眼鏡の明るさを示します。
ワタクシの双眼鏡なら27.5程度です。

これらの数値は型番を見ただけで分かる数値です。

ただカタログを見なければ分からない数値があります。
それが"視野角"または"実視界"です。

星空を含め、遠景を見る場合、見てる範囲を角度で表す事が多いです。視野角は肉眼で星空を見たときのどれ位の範囲を双眼鏡で拡大して見ることができるかを角度にして表しています。

角度での範囲定義は余り馴染みが無いですが、腕を真っ直ぐにし、親指を上にした握り拳を目の高さに掲げると、握り拳の高さが凡そ10°になります。

試しに左右の拳を使って上に辿って行くとどんな人でも大概天頂で9個目を迎えます。
(これ、星探しでも便利な物差しです)

因みに月の大きさは視野角にして32'(分)程度。
腕を伸ばした先に持った5円玉の穴にすっぽり収まります。

少し話がズレましたが、視野角が広いほど、目標の天体を双眼鏡に視界の中に入れる(導入)するのが楽になります。その為検討対象になっている双眼鏡の中で最も視野角が広い物を選ぶのが、手軽にストレス無く扱える双眼鏡を手に入れるミソです。

目安は視野角5〜8°以内。
視野角が広い(大きい)方が、取り扱い易い事が多いです。
因みに我が家の双眼鏡は7.4°です。

また、眼鏡を掛けていらっしゃる方はカタログに記載されている"アイレリーフ"を確認した方が良いです。

接眼レンズと瞳がどれ位離れている方が良く見えるか?を示す値なのですが、眼鏡をされている方であれば15〜20mm程度あれば良いかと思います。
これは眼鏡のレンズと瞳の間が凡そ10mm程度離れている事と双眼鏡を使う時に眼鏡を掛けたまま使う為に上記のスペックを持った物をオススメします。

では双眼鏡を探す上で気をつけなくてはいけないスペックは重要な順で

視野角(5〜8°)
重量(1kg以内)
倍率(5〜10倍)
口径(出来るだけ大きい)

とワタクシは考えます。
ただ、普段メガネを掛けている方は
アイレリーフを一番最初にチェックした方が良いかと思います。


これらのスペックは大抵メーカーのサイトで確認できます。

事前にサイト等で下調べしてある程度絞り込んでおきましょう。

次回は絞り込んだ双眼鏡を実際に手にして選ぶ時はどこを見るのか?についてご案内したいと思います。
お楽しみに!
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2014年10月02日

星空を実感しよう!双眼鏡のススメ〜1、序論

皆様ハロにちは。Blastです。
星空撮影について書いたら、勝手に燃え尽き症候群のようになってしまったワタクシ…

何を書こうか迷ってしまってました。

双眼鏡については以前この記事で書いたよな…

でも単純に星空を見るだけなら双眼鏡が一番手っ取り早くて、感動的だよな…

そう言えば前回記事ではサラッと書いただけか…

定宿(某長野県内のキャンプ場)で双眼鏡を貸すと使い方が分からない人っているし、使ってる人でも正しく使えてない人多いよな…

という事で今回からは双眼鏡について書いてみたいと思います。

その上で、この連載では前回のこの記事を踏まえて、

1、双眼鏡の種類
2、双眼鏡のスペックの見方
3、双眼鏡の選び方
4、双眼鏡の使い方
5、双眼鏡で楽しめる天体

の順にご案内したいと思います。

天体望遠鏡を持っていても、こんな感じで




常に持ち歩いてしまう双眼鏡


個人的には一番最初に手にする天体観測機器に最適と思っている双眼鏡の魅力が少しでもご案内出来たらなぁと考えています。


お楽しみに!

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2014年09月06日

満天の星の光を浴びるには〜星空キャンプの天体望遠鏡④-5予算5万円程度の天体望遠鏡〜

皆さんハロにちはBlastです。
満天の星の光を浴びるには、と題してお送りしてますこのシリーズ。
お届けしているの情報は天体観測を始めてすぐに買うのはよした方が良い天体望遠鏡についてです。

1回目の①序論はこちら
2回目の②架台についてはこちら
3回目の③-1天体望遠鏡の種類についてはこちら
4回目の③-2屈折式天体望遠鏡についてはこちら
5回目の③-3反射式天体望遠鏡についてはこちら
6回目の③-4カタディオプトリック式天体望遠鏡についてはこちら
7回目の④-1使い続けるには、はこちら
8回目の④-2予算1万円以内の天体望遠鏡〜、はこちら
前回の④-3予算3万円以内の天体望遠鏡〜、はこちら
です。

このコーナーでは

設置しやすく
見やすい

天体望遠鏡を購入する為に
予算に応じて

①予算1万円以内 格安ではじめてハマったら買い替えますコース

②予算3万円以内 月面散歩を楽しむぞコース

③予算5万円前後キャンプで星空楽しむぞコース

の3コースのオススメ天体望遠鏡を紹介します。

今回は

③予算5万円程度 キャンプで星を楽しむぞコース
です。

このコースではまず、キャンプなどで暗い星空の下での観望に向く、メインとして使うのに充分な性能を持った天体望遠鏡で初心者にもそこそこ扱いやすい天体望遠鏡物をご紹介しようと思います。

その為にはある程度コストパフォーマンスの良い大口径の天体望遠鏡が良いでしょう。

また大口径の天体望遠鏡はキャンプ訪問先の暗い空なら色々な天体を観望するのにも向きます。

ただ、残念ながら大口径に天体望遠鏡はやはり若干重くなってしまいがちです。

保管場所や車載スペース、自宅の庭、ベランダなど観望場所の状況に合わせて購入対象を検討しましょう。

では5万円以内で購入出来る天体望遠鏡のオススメは








Vixen 天体望遠鏡 ミニポルタ VMC 95L
お値段40,700円
カタディオプトリック式(マクストフカセグレン)







Vixen 天体望遠鏡 ポルタⅡ A80Mf
お値段40,947円
屈折式

ちょっとマニアックなお品ですが、ビクセンマーケティングオリジナル商品







Vixen 天体望遠鏡 ポルタⅡ R114M
お値段47,400円
反射式








Sky-Wactcher DOB 8(S)
お値段40,937円
反射式です。

この4つがオススメです。
この価格帯から天体望遠鏡の種類も選べる様になります。
架台は全て経緯台で、軽い順で紹介してます。

望遠鏡の性能を決める口径は
Sky-Wactcher DOB 8(S) 203mm
ポルタⅡ R114M 114mm
ミニポルタ VMC 95L 95mm
ポルタⅡ A80Mf 80mm

の順で大きいです。

自宅でもキャンプでも気軽に使いたいので有ればミニポルタ VMC 95Lはコンパクトで使いやすいかと思います。

見え方ではやはりレンズを使わない反射式望遠鏡の
Sky-Wactcher DOB 8(S) 203mm
ポルタⅡ R114M 114mm
はシャープに見えるでしょう。

以前③-3反射式天体望遠鏡について で調整が…と書いた反射式ですが、今では余り光軸が狂う事も少ないです。

また置き場や観望場所に困らないので有れば、Sky-Wactcher DOB 8(S)は価格で考えたら圧倒的な口径サイズで、驚くような天体の世界を覗けます。
ただ、操作は若干大変です。
でもそれを苦に思わないほどの性能を持っています。

このクラスの天体望遠鏡なら土星の輪っかも月のクレーターもじっくり見れる性能を持っているので、すぐにメインの天体望遠鏡になること間違い無しです。

ではこれらの天体望遠鏡で楽しめる物は、と言うと


惑星
二重星
メシエ天体
系外天体

などが十分に楽しめます。
慣れてきて、暗い空の下に持ち出せば驚く様な世界がまってます。

とりあえず、この4機種なら恐らく大切に使えば長く使える、しかもその後の天体観測のなかでもメインの天体望遠鏡になると思います。

長く愛用して、楽しい天体観測ライフをエンジョイしてください。


さてさて、次回は新章にしますか…
何について書きましょうかねぇ。
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2014年09月02日

満天の星の光を浴びるには〜星空キャンプの天体望遠鏡④-2予算1万円以内の天体望遠鏡〜

皆さんハロにちはBlastです。
満天の星の光を浴びるには、と題してお送りしてますこのシリーズ。
お届けしているの情報は天体観測を始めてすぐに買うのはよした方が良い天体望遠鏡についてです。

1回目の①序論はこちら
2回目の②架台についてはこちら
3回目の③-1天体望遠鏡の種類についてはこちら
4回目の③-2屈折式天体望遠鏡についてはこちら
5回目の③-3反射式天体望遠鏡についてはこちら
6回目の③-4カタディオプトリック式天体望遠鏡についてはこちら
前回の④-1使い続けるには、はこちら
です。

やっと今回から望遠鏡を買える人がでます。
このコーナーでは

設置しやすく
見やすい

天体望遠鏡を購入する為に
予算に応じて

①予算1万円以内 格安ではじめてハマったら買い替えますコース

②予算3万円以内 月面散歩を楽しむぞコース

③予算5万円前後キャンプで星空楽しむぞコース

の3コースのオススメ天体望遠鏡を紹介します、

早速ですが

①予算1万円以内 格安ではじめてハマったら買い替えますコース


こちらは買い替える事を前提にあまりムダが無い様、架台にカメラの三脚を使いましょう。

倍率が低ければカメラ三脚でも十分に楽しめます。

その上でオススメは




オルビィス株式会社 コルキット スピカ 天体望遠鏡工作キット



星の手帖社 組み立て式天体望遠鏡 35倍
お値段3,078円

この2種類をオススメします。

どちらも倍率は35倍。

ちなみにワタクシが愛用しているのはコルキットスピカです。

某定宿状態のキャンプ場で天体望遠鏡工作教室を開く時もこのコルキットスピカを使うのですが、若干作る時にコツがあり、大体小学3年生以上が対象になります。

簡単なのは星の手帖社の物でしょう。こちらは相当簡単ですが、見え方はコルキットスピカの方が良いと感じてます。

この望遠鏡を載せる架台にちょっと奮発して残予算全部を3way雲台の着いた三脚を買います。

例えば



こんなのとか。

既に一眼レフカメラをお使いの方で同等の三脚がある方は特に追加購入する必要はありません。
(コンパクトデジカメ、ミラーレス一眼用三脚は弱い為あまりオススメしません)

ちなみにカメラの三脚は当然写真撮影時にも使えます。

そこそこの三脚があった方が色々と便利で良いですよ!

ではこの天体望遠鏡では何が観察出来るか、と言うと


惑星(土星、木星など)
二重星(アルビレオ、ミザールなど)

が楽しめます。
月は付属のレンズで視野いっぱいに広がります。
土星は小さくしか見えませんが、ちゃんと輪も確認できます。

またコルキットスピカは別途接眼レンズを追加できるので、倍率を上げる事も可能です。
最大で70倍にできますが、倍率が高くなると2回目の②架台についてで紹介した微動機能が必要になります。

微動装置はオルビィス株式会社でも販売してますが、ちょっと高めです。

そこそこ遊び倒す事の出来るキットなので、本当にオススメします。

実はBlast家で最も稼働率の高い望遠鏡がこのコルキットスピカと言う事実がオススメ出来る最大のポイントです。

ちなみにワタクシは大人力を最大に駆使し、かなりがっちりした大型のカメラ三脚に微動機能付き雲台、更にそこにポータブル赤道儀を搭載してコルキットスピカを使います。

こんな感じ



なんとこうすると、
"自動追尾"が可能になります。

こんなバカな遊び方をしてる人は多分いないと思いますが…(笑

先日の月の写真もこれで撮影しました。

ワタクシはセットのレンズだけでかなり遊び倒してます。

作り方に不安がある方はオーナーにメールするの所から、連絡またはコメント下さい。

さてさて、次回は②予算3万円以内で月面散歩コース!
お楽しみに!
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