2014年12月10日
ポータブル赤道儀を使ってみよう5、ナノトラッカーについて
皆さんハロにちはBlastです。
この連載では、以前"ンなモン無くても星は撮れる"と断じたポータブル赤道儀(通称ポタ赤)をネタ不足の為ご紹介しております。
決してポタ赤最高!買いましょ!買いましょ!と言う記事ではありません(笑
1回目のはじめにはこちら
2回目のポータブル赤道儀とは、はこちら
3回目のポタ赤を使う場面とは?はこちら
4回目のポタ赤と三脚についてはこちら
前回のポタ赤の意外な使い道こちら
です。
前回の記事までで、ある程度ポタ赤の基本知識と活用の仕方について書きました。
今回からは今現在販売されているポタ赤それぞれの特徴をご案内していきます。
第一弾はサイトロンジャパンのナノトラッカーです。

(画像は公式HPより拝借)
こちらの製品、大変人気だと伺っていますが
ワタクシ…
使った事がありません…(汗
(軽く弄りはしましたが)
ナノトラッカーが人気の理由としては
割と安い(2万程度)
小さい
軽い
と言った所でしょうか…
搭載可能重量は2kgとまずまず。
中々良さげです。
お値段はポタ赤の中では最もお手頃なお値段ではないでしょうか?
コンパクトさは最強で手のひらにすっぽり収まる位
重さは本体で400gとULなポタ赤です。
ここでカンのいい皆様なら本体で?
となられるでしょう。
実はナノトラッカー、展示されてる様子では分からないのですが、コントローラーが別体になっております。
そしてそのコントローラーに電池を入れ、スイッチでオンオフします…
となると…重さは恐らく実運用上はコントローラー80gに電池75g程度と155g追加。
総重量は555gになります。
それでもポタ赤界のUL代表選手です。
軽くてコンパクト!
いかにもワタクシが飛びつきそうなナノトラッカーですが、ワタクシ購入には至りませんでした。
なぜか?
実はワタクシ、ナノトラッカーの運用においてひとえに気になっておりますポイントがございまして…
それが極軸調整なんです…
大概のポタ赤がボディに小さな覗き穴があってそこを通して北極星が見えるように調整してね!
なんて仕様になっているのですが…
コンパクトなポタ赤…
大概穴も小さいので調整しにくい…
なのでポタ赤では大概それをカバーしているオプションが設定されているんですが…
それがこちら…

経度35度前後に人口が集中している我が国土に合わせて35度位に角度がついたプレートに方位磁針がついてるこちらのアイテム!
え…マジで?コレだけ??
とワタクシなりました。
微妙なズレは修正出来ず、
北海道東北、九州沖縄の方に至っては完璧には合わせられないこのオプション…
オプション使ってもバッチリなセッティングが出来ないなんて…
とは思いましたが…
標準レンズ以下の広角レンズを使った撮影であればある程度なんとかなるのも事実です。
ある意味、そうした割り切りがナノトラッカーのリーズナブルな価格を実現しているとも言えます。
オトナの事情で割り切ったカンケイな赤道儀ですが、価格とコンパクトさはピカイチで、とても魅力的な赤道儀です。
ワタクシがもし今後購入するとしたら
登山に出かけた先で星空写真を撮る
と考えた時に手を伸ばしそうです。
え?
mabioさんに触発されて○ンタックスにカメラを変更しあのオプション使っちゃうのもアリでしょ?
いえいえ…既に○コンの関連資産か軽自動車一台分となった現在ではそんな事は恐ろしくて…
大体そんな事したらこの連載も意味がなくなる訳で(笑
話しが脱線しましたが
ナノトラッカーは一般的には
ソコソコの精度で良いから、とにかくお安く、コンパクトなポタ赤をゲットしたい!
なんて方にはオススメです。
特にポタ赤デビューの方には良いのではないでしょうか?
さてさて次回はワタクシも愛用しております、Vixenのポラリエについて。
お楽しみに!

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この連載では、以前"ンなモン無くても星は撮れる"と断じたポータブル赤道儀(通称ポタ赤)をネタ不足の為ご紹介しております。
決してポタ赤最高!買いましょ!買いましょ!と言う記事ではありません(笑
1回目のはじめにはこちら
2回目のポータブル赤道儀とは、はこちら
3回目のポタ赤を使う場面とは?はこちら
4回目のポタ赤と三脚についてはこちら
前回のポタ赤の意外な使い道こちら
です。
前回の記事までで、ある程度ポタ赤の基本知識と活用の仕方について書きました。
今回からは今現在販売されているポタ赤それぞれの特徴をご案内していきます。
第一弾はサイトロンジャパンのナノトラッカーです。

(画像は公式HPより拝借)
こちらの製品、大変人気だと伺っていますが
ワタクシ…
使った事がありません…(汗
(軽く弄りはしましたが)
ナノトラッカーが人気の理由としては
割と安い(2万程度)
小さい
軽い
と言った所でしょうか…
搭載可能重量は2kgとまずまず。
中々良さげです。
お値段はポタ赤の中では最もお手頃なお値段ではないでしょうか?
コンパクトさは最強で手のひらにすっぽり収まる位
重さは本体で400gとULなポタ赤です。
ここでカンのいい皆様なら本体で?
となられるでしょう。
実はナノトラッカー、展示されてる様子では分からないのですが、コントローラーが別体になっております。
そしてそのコントローラーに電池を入れ、スイッチでオンオフします…
となると…重さは恐らく実運用上はコントローラー80gに電池75g程度と155g追加。
総重量は555gになります。
それでもポタ赤界のUL代表選手です。
軽くてコンパクト!
いかにもワタクシが飛びつきそうなナノトラッカーですが、ワタクシ購入には至りませんでした。
なぜか?
実はワタクシ、ナノトラッカーの運用においてひとえに気になっておりますポイントがございまして…
それが極軸調整なんです…
大概のポタ赤がボディに小さな覗き穴があってそこを通して北極星が見えるように調整してね!
なんて仕様になっているのですが…
コンパクトなポタ赤…
大概穴も小さいので調整しにくい…
なのでポタ赤では大概それをカバーしているオプションが設定されているんですが…
それがこちら…

経度35度前後に人口が集中している我が国土に合わせて35度位に角度がついたプレートに方位磁針がついてるこちらのアイテム!
え…マジで?コレだけ??
とワタクシなりました。
微妙なズレは修正出来ず、
北海道東北、九州沖縄の方に至っては完璧には合わせられないこのオプション…
オプション使ってもバッチリなセッティングが出来ないなんて…
とは思いましたが…
標準レンズ以下の広角レンズを使った撮影であればある程度なんとかなるのも事実です。
ある意味、そうした割り切りがナノトラッカーのリーズナブルな価格を実現しているとも言えます。
オトナの事情で割り切ったカンケイな赤道儀ですが、価格とコンパクトさはピカイチで、とても魅力的な赤道儀です。
ワタクシがもし今後購入するとしたら
登山に出かけた先で星空写真を撮る
と考えた時に手を伸ばしそうです。
え?
mabioさんに触発されて○ンタックスにカメラを変更しあのオプション使っちゃうのもアリでしょ?
いえいえ…既に○コンの関連資産か軽自動車一台分となった現在ではそんな事は恐ろしくて…
大体そんな事したらこの連載も意味がなくなる訳で(笑
話しが脱線しましたが
ナノトラッカーは一般的には
ソコソコの精度で良いから、とにかくお安く、コンパクトなポタ赤をゲットしたい!
なんて方にはオススメです。
特にポタ赤デビューの方には良いのではないでしょうか?
さてさて次回はワタクシも愛用しております、Vixenのポラリエについて。
お楽しみに!

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Posted by Blast at 08:10│Comments(0)
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