2014年09月05日
楽々ULACのススメ〜積載編⑥重心について〜
皆さんハロにちは。Blastです。
この連載は楽々ULACのススメ、と題してお送りいたしております。
誰も実践したいとは言っていないのですが(笑
ワタクシが提唱、オススメするULAC(Ultra Light Auto Camp ウルトラライト オートキャンプ)を実践する為のキャンプギアの取り扱い、主に積載について書いていきます。
1回目の①序論はこちら
2回目の②選ぶべきギアについてはこちら
3回目の③スタック収納についてはこちら
4回の④自宅での収納についてこちら
前回の⑤車載の手順についてはこちら
です。
この連載ではキャンプギアの積載について、以下の4点を重視して記載します。
①ギアの積み込みはリアガラスに被らないようにする。
②事故の危険性のある荷崩れを起こさないようにする
③エマージェンシーギア(車用)は常に取り出し易い場所におく
④車の重心バランスを崩さない積載にする
ではラクラクULACで積載し易い
車載時の重心について
を今回はまとめてみたいと思います。
これでやっと積み込みます(笑
ワタクシが、こんな車で
キャンプに行ったので、必然的にこうなったと言うだけなのですが(笑
ちなみになぜ積み込みでは無く重心としているか。
これは単純に、積み込み位置は基本的に、重心位置を意識する事で決まる為、積み込むと言うより、重心を崩さない様にする、と言った発想を持ったほうが、的確な積載に繋がるからです。
タープ、またはテントとタープを除いた全ての道具を
重心位置
デッドスペースの少なさ
設営に使う順番
の順に優先順位を決めます。
その上でご存知かも知れないですが、車の重心を考える上で重要な点をまとめると
・重い物は前後の車両軸の内側に置くこと
・重い物は可能な限り下になるようにすること
・左右の積載重量バランスは等分になるようにすること
これを考慮しながら、前回の⑤車載の手順についてで書いた
・高さのある物の収納可能位置
・設営の順番
・硬い物と柔らかい物を交互に
・できる限りデッドスペースを無くす
と言う点を気を付けながら積み込みます。
我が家ではテーブル二つを下敷きにした上に③スタック収納についてで紹介したUltra Heavyなクッカーセットをトランクの一番奥の中央に収め、左側にテーブルウェアセットの収まった竹籠、反対側にハリケーンランタン、燃料をしまうか、椅子を入れてます。

写真は前回のキャンプ撤収時の積み込みの様子です。
この時はポール類と愛用のスモーカーをその後ろに積んでいます。
スモーカーはUNIFLAMEロゴのバック。その下にあるオリーブドラブの細い物はsnowpeakのパイルドライバー、青地の袋はハンモックです。
このままだと左右バランスが左に崩れがちですがこのあと積む道具を右に重い物を積み込む為こうしてます。
またこの後クッカーセットの上にスタッフサックに詰まったワタクシの着替えが収まりました。
また、昨年のキャンプではこんな感じ

で収め、上に空いたスペースに更に衣類などを詰めました。
ちょっとピンボケな写真で申し訳無いですが、また別のタイミングでの出発前の最終状態で、最重量アイテムながら最初に出したいsnowpeakのメッシュシェルターを使った際は、この様に

最上段に積みつつ他の荷物の重量バランスから左よりに積み込みます。
この時は登山予定があり、ザックも持ち込みました。
この辺りで気が付くかと思いますが、積み方に正解と言うのは無いのですが、プライオリティに沿ってセオリーを定めて積み込めば、ある程度コンパクトに積載できます。
よく積載完了!と言う記事で見ますが、クーラーを一番下に置き、その上にどちゃっ、と荷物を置いたりしてる写真を見ますが、実はそのクーラーボックスの中がデッドスペースだったりします。
その上で道中食材を追加したりすると、クーラーボックスに入れられ無かったりします。
ULACな考え方をすると、非常に勿体無い積み方です。
ワタクシはクーラーボックスはキャビン内に収めちゃいます。
ワタクシの車は後部座席に二人座れますが、間にコンソール的なスペースがあるので、その上にソフトクーラーを起き、ハンドルをシートベルトで共締めしてます。
一般的な前二人、後ろ三人のシート配列ならば、真ん中にシートベルトで固定するのも良い手です。
これなら冷やしたドリンクも車内で取り出せますし、道中美味しそうな食材を見つけて買っても、すぐにしまえます。
またコンテナなどの四角いものを適度に配置した収納方法を見ますが、意外とこれもデッドスペースを生みます。あまりコンテナを多用すると積載出来なくなる事が多いです。
そしてこの様に、
目的別に荷物をまとめ
スタックして
高さを意識して
重心を意識して
硬い物と柔らかい物を交互に積んで行く
この様にすると何よりそれぞれが抑えあい、荷崩れを防ぐ事ができます。
特に
・シュラフ
・マット
・衣類
は積み込みの際、どうしても出来てしまうスキマを埋めることに使いましょう。
え?それだけ?
もっとこれがセオリー!ってのあるんでしょ?
と言われそうですが、実はこれだけなのです。
何故か。
実は特定のシーズンだけ持って行く物や、目的地に応じて用意する物などキャンプ装備は毎回異なります。
その為、これ以上のセオリーを定めて無いんです。
ただ、傾向的には夏場は装備が少なく(小さく)冬場は多く(大きく)なりがちです。
この夏のキャンプで、荷物が積めない、と言う事態を経験された方は一度荷物の整理、スタックの検討をされた方が良いかと思います。
ちなみに我が家の夏キャンプではトランクはまだまだ積載の余裕があります。
また、我が家では薪と炭は現地調達がほとんどです。
あと、上記の様にキャビン内にクーラーを置いていますが、基本的にキャビンには物は置かない様にしていますが、クーラーと、ハンモックスタンドは長さの都合からキャビン内に置いています。
こうして毎回キャビンには4人乗りで4人乗ってキャンプに行ける様にしています。
ちなみに我が家では三角表示灯は最後に積み込み、パンク修理キットはグローブボックスに助手席下にベルクロどめしてます。
(運転席側だと路肩に寄せた際事故を招く為)
さてさて、これでULAC的積載手法のご紹介はおしまいです。
皆様のトランクスペースに少しでも余裕が出来ます様に☆
さてさて、次回からは、ULACな火器類について。
昔から火をつけるのは好きなのだよ…(・ω・)


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この連載は楽々ULACのススメ、と題してお送りいたしております。
誰も実践したいとは言っていないのですが(笑
ワタクシが提唱、オススメするULAC(Ultra Light Auto Camp ウルトラライト オートキャンプ)を実践する為のキャンプギアの取り扱い、主に積載について書いていきます。
1回目の①序論はこちら
2回目の②選ぶべきギアについてはこちら
3回目の③スタック収納についてはこちら
4回の④自宅での収納についてこちら
前回の⑤車載の手順についてはこちら
です。
この連載ではキャンプギアの積載について、以下の4点を重視して記載します。
①ギアの積み込みはリアガラスに被らないようにする。
②事故の危険性のある荷崩れを起こさないようにする
③エマージェンシーギア(車用)は常に取り出し易い場所におく
④車の重心バランスを崩さない積載にする
ではラクラクULACで積載し易い
車載時の重心について
を今回はまとめてみたいと思います。
これでやっと積み込みます(笑
ワタクシが、こんな車で
キャンプに行ったので、必然的にこうなったと言うだけなのですが(笑
ちなみになぜ積み込みでは無く重心としているか。
これは単純に、積み込み位置は基本的に、重心位置を意識する事で決まる為、積み込むと言うより、重心を崩さない様にする、と言った発想を持ったほうが、的確な積載に繋がるからです。
タープ、またはテントとタープを除いた全ての道具を
重心位置
デッドスペースの少なさ
設営に使う順番
の順に優先順位を決めます。
その上でご存知かも知れないですが、車の重心を考える上で重要な点をまとめると
・重い物は前後の車両軸の内側に置くこと
・重い物は可能な限り下になるようにすること
・左右の積載重量バランスは等分になるようにすること
これを考慮しながら、前回の⑤車載の手順についてで書いた
・高さのある物の収納可能位置
・設営の順番
・硬い物と柔らかい物を交互に
・できる限りデッドスペースを無くす
と言う点を気を付けながら積み込みます。
我が家ではテーブル二つを下敷きにした上に③スタック収納についてで紹介したUltra Heavyなクッカーセットをトランクの一番奥の中央に収め、左側にテーブルウェアセットの収まった竹籠、反対側にハリケーンランタン、燃料をしまうか、椅子を入れてます。

写真は前回のキャンプ撤収時の積み込みの様子です。
この時はポール類と愛用のスモーカーをその後ろに積んでいます。
スモーカーはUNIFLAMEロゴのバック。その下にあるオリーブドラブの細い物はsnowpeakのパイルドライバー、青地の袋はハンモックです。
このままだと左右バランスが左に崩れがちですがこのあと積む道具を右に重い物を積み込む為こうしてます。
またこの後クッカーセットの上にスタッフサックに詰まったワタクシの着替えが収まりました。
また、昨年のキャンプではこんな感じ

で収め、上に空いたスペースに更に衣類などを詰めました。
ちょっとピンボケな写真で申し訳無いですが、また別のタイミングでの出発前の最終状態で、最重量アイテムながら最初に出したいsnowpeakのメッシュシェルターを使った際は、この様に

最上段に積みつつ他の荷物の重量バランスから左よりに積み込みます。
この時は登山予定があり、ザックも持ち込みました。
この辺りで気が付くかと思いますが、積み方に正解と言うのは無いのですが、プライオリティに沿ってセオリーを定めて積み込めば、ある程度コンパクトに積載できます。
よく積載完了!と言う記事で見ますが、クーラーを一番下に置き、その上にどちゃっ、と荷物を置いたりしてる写真を見ますが、実はそのクーラーボックスの中がデッドスペースだったりします。
その上で道中食材を追加したりすると、クーラーボックスに入れられ無かったりします。
ULACな考え方をすると、非常に勿体無い積み方です。
ワタクシはクーラーボックスはキャビン内に収めちゃいます。
ワタクシの車は後部座席に二人座れますが、間にコンソール的なスペースがあるので、その上にソフトクーラーを起き、ハンドルをシートベルトで共締めしてます。
一般的な前二人、後ろ三人のシート配列ならば、真ん中にシートベルトで固定するのも良い手です。
これなら冷やしたドリンクも車内で取り出せますし、道中美味しそうな食材を見つけて買っても、すぐにしまえます。
またコンテナなどの四角いものを適度に配置した収納方法を見ますが、意外とこれもデッドスペースを生みます。あまりコンテナを多用すると積載出来なくなる事が多いです。
そしてこの様に、
目的別に荷物をまとめ
スタックして
高さを意識して
重心を意識して
硬い物と柔らかい物を交互に積んで行く
この様にすると何よりそれぞれが抑えあい、荷崩れを防ぐ事ができます。
特に
・シュラフ
・マット
・衣類
は積み込みの際、どうしても出来てしまうスキマを埋めることに使いましょう。
え?それだけ?
もっとこれがセオリー!ってのあるんでしょ?
と言われそうですが、実はこれだけなのです。
何故か。
実は特定のシーズンだけ持って行く物や、目的地に応じて用意する物などキャンプ装備は毎回異なります。
その為、これ以上のセオリーを定めて無いんです。
ただ、傾向的には夏場は装備が少なく(小さく)冬場は多く(大きく)なりがちです。
この夏のキャンプで、荷物が積めない、と言う事態を経験された方は一度荷物の整理、スタックの検討をされた方が良いかと思います。
ちなみに我が家の夏キャンプではトランクはまだまだ積載の余裕があります。
また、我が家では薪と炭は現地調達がほとんどです。
あと、上記の様にキャビン内にクーラーを置いていますが、基本的にキャビンには物は置かない様にしていますが、クーラーと、ハンモックスタンドは長さの都合からキャビン内に置いています。
こうして毎回キャビンには4人乗りで4人乗ってキャンプに行ける様にしています。
ちなみに我が家では三角表示灯は最後に積み込み、パンク修理キットはグローブボックスに助手席下にベルクロどめしてます。
(運転席側だと路肩に寄せた際事故を招く為)
さてさて、これでULAC的積載手法のご紹介はおしまいです。
皆様のトランクスペースに少しでも余裕が出来ます様に☆
さてさて、次回からは、ULACな火器類について。
昔から火をつけるのは好きなのだよ…(・ω・)


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Posted by Blast at 07:25│Comments(2)
│ULAC的積載方法について
この記事へのコメント
こんにちは^^
ULAC積載編、たいへん興味を持って読ませていただいてます^^
硬いものとやわらかいものを交互に積むなんて、いままで意識して
いませんでした^^
ただ、我が車載がなんとかなるかはいまだ自信なく(苦笑
永遠の課題でしょうか;;
ULAC積載編、たいへん興味を持って読ませていただいてます^^
硬いものとやわらかいものを交互に積むなんて、いままで意識して
いませんでした^^
ただ、我が車載がなんとかなるかはいまだ自信なく(苦笑
永遠の課題でしょうか;;
Posted by 鹿男&鹿子
at 2014年09月07日 15:19

>鹿男さん
おはようございます(^ ^)
硬いものと柔らかい物を交互にすると自ずとデッドスペースが無くなるのでオススメですよ。
上下に交互より左右に交互の方が効果的なことが多いです。
かく言うワタクシも毎回積載には悩まされています(笑
おはようございます(^ ^)
硬いものと柔らかい物を交互にすると自ずとデッドスペースが無くなるのでオススメですよ。
上下に交互より左右に交互の方が効果的なことが多いです。
かく言うワタクシも毎回積載には悩まされています(笑
Posted by Blast
at 2014年09月08日 07:24
