2014年09月14日
火を放て!!ULAC的火器類の選び方4ガス燃料について
皆さんハロにちは。Blastです。
数あるキャンプ用品沼の中でも、特に深いと言われてる火器沼の入り口に足を突っ込みかけるこの連載。
ULAC的火器類の選び方についてまとめております。
1回目の序論はこちら
2回目の燃料の種類についてはこちら
前回の固形燃料についてはこちら
です。
ブログを始めて間も無く1ヶ月半、初めて昨日UPを怠りました…
突如休日出勤になったのでバタバタしちゃってました。
申し訳ありません。
さてさて、今回はガス燃料をメインにしたキャンプでの対応についてです。
前回液体燃料と書き間違えてしまいました
先に書いておきます。
ワタクシはガス燃料のみを利用したキャンプの経験はありません。
↑またかい!
ただ、ガス器具は一部所有していますし、以前はメインで使っていたのである程度使い勝手の特徴は理解してます。
何よりガス器具は一般環境下においては燃料が気体で出てくるという取り扱い上最大の利点があります。
しかしながら、大概のガス器具が低温下ではその性能を発揮出来ません。
低温下での使用が出来ないと言うより、低温下では燃料を使い切る事が出来ない事が大きな問題です。
高圧にすることで燃料の体積を押さえ込んでいるのですが、携行性を高めるには余り頑強な構造には出来ない為、タンクの中には低温に強いガスと、そうでないガスを混合させているのです。
その為、低温下で使えるガスを買っても、低温下で使うと低温に強いガスだけが先に燃えてしまう。
という困った事態が発生します。
なので基本的には暖かい時期5〜9月の間しかキャンプに行かない方であれば問題無いですが恐らくそれ以外の時期には専用燃料を使っても、それを完璧に使い切る事は難しい燃料です。
また、何かと嵩張る燃料がネックです。特にOD缶と呼ばれる容器はデカく、場所を取る上に残量を把握しにくい為、予備を持ち歩く事になるのでULAC的には余り好ましく無いです。
でも、圧倒的に普及しているのがガス燃料器具で、それは単に、ただとにかく使いやすいという特徴によるものと思われます。
気化した燃料がすぐに噴出するので着火性はよく、燃料を押し出す圧力もすでに缶の中にしっかりある為、バルブを捻って火を着けるだけ、という手軽さは他の器具には無い有り難みです。
寒い時期はキャンプに行かない、と決めてしまえば、前述の問題は余りありません。
また、手軽な価格で手に入る事もメリットです。
結婚式などで渡されるカタログギフトですら鹿番長こと、Captain Stagのガス器具が掲載されてます。
↑Blast家唯一のガス器具はコレでゲット
・寒い時期のキャンプはしない
・積載に余裕がある
のであればこれ程使いやすい燃料器具は無いと思います。
また、女性にも扱い易い製品が多いこともメリットです。
ではULAC的に考える、ガス器具はどのような物がオススメでしょうか?
それはズバリ"山道具屋にあるメーカー"のガス器具です。
オートキャンプ用品を扱うお店ではなく、ICIイシイスポーツや、好日山荘などのお店で扱っている器具
•Primus
•Epi
•Snowpeak
などの製品が良いでしょう。
Snowpeakは近年大きくオートキャンプ寄りになりましたが、15年程前、ワタクシがアウトドア用品を扱うお店でアルバイトしていた時にはまだまだ山道具っぽい匂いが残る製品が多く、ランタンとバーナーの

と

は本当によく出来た製品で、入荷のチェック時に「アレはイイ物だ…」とマクベの壺かの様に言っていたのを覚えています。
その後、各社もコンパクトなランタンとバーナーを相次いで発表。


など、使いやすい道具が沢山あります。
経験上、オートキャンプ寄りなコールマン、キャプテンスタッグなどよメーカーは基本的に物の作りが大きい事が多いです。
基本的にガス器具は燃焼部と燃料の組み合わせを固定して使用する為、可能な限りバーナーとランタンのメーカーは統一する事をオススメします。
また消耗品である燃料は安定した供給がされているメーカーの物が安心です。
ワタクシ的にはお金を出して買うのならPrimusか、Epiにすると思います。
自分が子供の頃から、燃焼器具のメーカーとして存在し、その頃の製品も最新の器具もくまなく、現在発売中の燃料で使うことが出来ます。
また、よくオートキャンプで見かけるツーバーナーは便利ですが嵩張る製品が多く、ULAC的には不利な為、シングルバーナーを二つ装備した方が積載には有利になります。
同じ物を二つ買っても良いですが、出力の違う、形状の異なるバーナーを用意するのも便利です。
例えば一つは分離型でハイパーな物。もう一つはコンパクトな一体型にするとか。
工夫次第で燃料の"大きさ"問題を解決する方法は見つかります。
さてさて、次回こそ本当に液体燃料編
ワタクシがこよなく愛す、愛して止まない器具をご紹介します。
お楽しみに☆

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数あるキャンプ用品沼の中でも、特に深いと言われてる火器沼の入り口に足を突っ込みかけるこの連載。
ULAC的火器類の選び方についてまとめております。
1回目の序論はこちら
2回目の燃料の種類についてはこちら
前回の固形燃料についてはこちら
です。
ブログを始めて間も無く1ヶ月半、初めて昨日UPを怠りました…
突如休日出勤になったのでバタバタしちゃってました。
申し訳ありません。
さてさて、今回はガス燃料をメインにしたキャンプでの対応についてです。
前回液体燃料と書き間違えてしまいました
先に書いておきます。
ワタクシはガス燃料のみを利用したキャンプの経験はありません。
↑またかい!
ただ、ガス器具は一部所有していますし、以前はメインで使っていたのである程度使い勝手の特徴は理解してます。
何よりガス器具は一般環境下においては燃料が気体で出てくるという取り扱い上最大の利点があります。
しかしながら、大概のガス器具が低温下ではその性能を発揮出来ません。
低温下での使用が出来ないと言うより、低温下では燃料を使い切る事が出来ない事が大きな問題です。
高圧にすることで燃料の体積を押さえ込んでいるのですが、携行性を高めるには余り頑強な構造には出来ない為、タンクの中には低温に強いガスと、そうでないガスを混合させているのです。
その為、低温下で使えるガスを買っても、低温下で使うと低温に強いガスだけが先に燃えてしまう。
という困った事態が発生します。
なので基本的には暖かい時期5〜9月の間しかキャンプに行かない方であれば問題無いですが恐らくそれ以外の時期には専用燃料を使っても、それを完璧に使い切る事は難しい燃料です。
また、何かと嵩張る燃料がネックです。特にOD缶と呼ばれる容器はデカく、場所を取る上に残量を把握しにくい為、予備を持ち歩く事になるのでULAC的には余り好ましく無いです。
でも、圧倒的に普及しているのがガス燃料器具で、それは単に、ただとにかく使いやすいという特徴によるものと思われます。
気化した燃料がすぐに噴出するので着火性はよく、燃料を押し出す圧力もすでに缶の中にしっかりある為、バルブを捻って火を着けるだけ、という手軽さは他の器具には無い有り難みです。
寒い時期はキャンプに行かない、と決めてしまえば、前述の問題は余りありません。
また、手軽な価格で手に入る事もメリットです。
結婚式などで渡されるカタログギフトですら鹿番長こと、Captain Stagのガス器具が掲載されてます。
↑Blast家唯一のガス器具はコレでゲット
・寒い時期のキャンプはしない
・積載に余裕がある
のであればこれ程使いやすい燃料器具は無いと思います。
また、女性にも扱い易い製品が多いこともメリットです。
ではULAC的に考える、ガス器具はどのような物がオススメでしょうか?
それはズバリ"山道具屋にあるメーカー"のガス器具です。
オートキャンプ用品を扱うお店ではなく、ICIイシイスポーツや、好日山荘などのお店で扱っている器具
•Primus
•Epi
•Snowpeak
などの製品が良いでしょう。
Snowpeakは近年大きくオートキャンプ寄りになりましたが、15年程前、ワタクシがアウトドア用品を扱うお店でアルバイトしていた時にはまだまだ山道具っぽい匂いが残る製品が多く、ランタンとバーナーの

スノーピーク(snow peak) ギガパワーランタン天オート
と

スノーピーク(snow peak) ギガパワーストーブ 地 オート
は本当によく出来た製品で、入荷のチェック時に「アレはイイ物だ…」とマクベの壺かの様に言っていたのを覚えています。
その後、各社もコンパクトなランタンとバーナーを相次いで発表。

PRIMUS(プリムス) P-541 マイクロランタン

PRIMUS(プリムス) 115 フェムトストーブ
など、使いやすい道具が沢山あります。
経験上、オートキャンプ寄りなコールマン、キャプテンスタッグなどよメーカーは基本的に物の作りが大きい事が多いです。
基本的にガス器具は燃焼部と燃料の組み合わせを固定して使用する為、可能な限りバーナーとランタンのメーカーは統一する事をオススメします。
また消耗品である燃料は安定した供給がされているメーカーの物が安心です。
ワタクシ的にはお金を出して買うのならPrimusか、Epiにすると思います。
自分が子供の頃から、燃焼器具のメーカーとして存在し、その頃の製品も最新の器具もくまなく、現在発売中の燃料で使うことが出来ます。
また、よくオートキャンプで見かけるツーバーナーは便利ですが嵩張る製品が多く、ULAC的には不利な為、シングルバーナーを二つ装備した方が積載には有利になります。
同じ物を二つ買っても良いですが、出力の違う、形状の異なるバーナーを用意するのも便利です。
例えば一つは分離型でハイパーな物。もう一つはコンパクトな一体型にするとか。
工夫次第で燃料の"大きさ"問題を解決する方法は見つかります。
さてさて、次回こそ本当に液体燃料編
ワタクシがこよなく愛す、愛して止まない器具をご紹介します。
お楽しみに☆

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2014年09月11日
火を放て!!ULAC的火器類の選び方3固形燃料について
皆さんハロにちは。Blastです。
数あるキャンプ用品沼の中でも、特に深いと言われてる火器沼の入り口に足を突っ込みかけるこの連載。
ULAC的火器類の選び方についてまとめております。
前回の序論はこちら
前回の燃料の種類についてはこちら
です。
さてさて、今回は固形燃料をメインにしたキャンプでの対応についてです。
先に書いておきます。
ワタクシは固形燃料のみを利用したキャンプの経験はありません。
でももしやるならこんなセレクトだなと考えて書いております。
前回の記事で、散々ぱらこき下ろした固形燃料ですが、実は大きな魅力があります。
それはコンパクトかつ軽量。と言う点です。
また薪、炭などを使う場合、特に薪は現地調達が可能と言う大きなメリットがあります。
ではキャンプで利用出来る固形燃料はどういった物があるでしょう?
薪、炭は当然ですが、着火に若干難あり、とするとやはり最右翼は

エスビット
でしょう。コアな方はコレでご飯も炊きますし、500mlの水を7分で沸騰させます。
しかも軽量コンパクト。一箱で90分の燃焼時間を誇ります。
何より関連器具の無骨なデザインがカッコいい!
オトコノコゴコロくすぐられる逸品です。
20分程度の調理時間を目安に炭火、エスビットの使い分けで調理もいけそうです。
エスビット以外の燃料も様々ありますが、恐らくエスビットが一番体系的に品揃えされていて使いやすいかと思います。
さて、バーナーは決まった…
ランタンはどうなる?
恐らく、一般的な方なら

UCOのキャンドルランタン!

キャンドリアとセットで使えばイイ感じ!
と言うのがいわゆる定番でしょう。
しかし不肖Blast、その様な分かり易いセレクトでは、納得が行かないのであります!
大体現代社会に生きる我々はこの様なキャンドルなどの淡い光で満足するわけがないのであります!
↑星見は暗いライトでと絶叫してた御仁が何を言うか?
ここは一つ、大正・昭和のロマン感じる

カーバイド!
これ一択です!
と言いたい所ですが…
カーバイドランプ…
どうやら製造元の冨士灯器さんも最早ストック無しなので、やはり固形燃料でのランタンは恐らくUCOが最右翼でしょうか。
ほの暗いサイトにシンプルな固形燃料と炭火での静かなキャンプも悪く無いな、と妄想出来ます。
が、このセレクト、非常に偏っております。
一般的に受け入れられ易いスタイルとは言い難いスタイルですが、もし、こんなスタイルでキャンプをしている方がいたら、ワタクシは鼻息アラくサイトにお伺いしてしまうでしょう。
ただカーバイドは別としても(笑
基本的に
"軽量コンパクトな物"
が多い固形燃料なので、普段持ち歩いてる火器類の中で
使用頻度、重要度の低い物
はこれらに置き換えて軽量化、と言うのも手だてとしては如何でしょうか?
(燃料の統一からは離れますが…)
さてさて、次回は液体燃料編
この辺りからがやっぱり一般的でしょうか?
お楽しみに☆

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数あるキャンプ用品沼の中でも、特に深いと言われてる火器沼の入り口に足を突っ込みかけるこの連載。
ULAC的火器類の選び方についてまとめております。
前回の序論はこちら
前回の燃料の種類についてはこちら
です。
さてさて、今回は固形燃料をメインにしたキャンプでの対応についてです。
先に書いておきます。
ワタクシは固形燃料のみを利用したキャンプの経験はありません。
でももしやるならこんなセレクトだなと考えて書いております。
前回の記事で、散々ぱらこき下ろした固形燃料ですが、実は大きな魅力があります。
それはコンパクトかつ軽量。と言う点です。
また薪、炭などを使う場合、特に薪は現地調達が可能と言う大きなメリットがあります。
ではキャンプで利用出来る固形燃料はどういった物があるでしょう?
薪、炭は当然ですが、着火に若干難あり、とするとやはり最右翼は

エスビット
でしょう。コアな方はコレでご飯も炊きますし、500mlの水を7分で沸騰させます。
しかも軽量コンパクト。一箱で90分の燃焼時間を誇ります。
何より関連器具の無骨なデザインがカッコいい!
オトコノコゴコロくすぐられる逸品です。
20分程度の調理時間を目安に炭火、エスビットの使い分けで調理もいけそうです。
エスビット以外の燃料も様々ありますが、恐らくエスビットが一番体系的に品揃えされていて使いやすいかと思います。
さて、バーナーは決まった…
ランタンはどうなる?
恐らく、一般的な方なら

UCOのキャンドルランタン!

キャンドリアとセットで使えばイイ感じ!
と言うのがいわゆる定番でしょう。
しかし不肖Blast、その様な分かり易いセレクトでは、納得が行かないのであります!
大体現代社会に生きる我々はこの様なキャンドルなどの淡い光で満足するわけがないのであります!
↑星見は暗いライトでと絶叫してた御仁が何を言うか?
ここは一つ、大正・昭和のロマン感じる

カーバイド!
これ一択です!
と言いたい所ですが…
カーバイドランプ…
どうやら製造元の冨士灯器さんも最早ストック無しなので、やはり固形燃料でのランタンは恐らくUCOが最右翼でしょうか。
ほの暗いサイトにシンプルな固形燃料と炭火での静かなキャンプも悪く無いな、と妄想出来ます。
が、このセレクト、非常に偏っております。
一般的に受け入れられ易いスタイルとは言い難いスタイルですが、もし、こんなスタイルでキャンプをしている方がいたら、ワタクシは鼻息アラくサイトにお伺いしてしまうでしょう。
ただカーバイドは別としても(笑
基本的に
"軽量コンパクトな物"
が多い固形燃料なので、普段持ち歩いてる火器類の中で
使用頻度、重要度の低い物
はこれらに置き換えて軽量化、と言うのも手だてとしては如何でしょうか?
(燃料の統一からは離れますが…)
さてさて、次回は液体燃料編
この辺りからがやっぱり一般的でしょうか?
お楽しみに☆

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2014年09月09日
火を放て!!ULAC的火器類の選び方2燃料の種類について
皆さんハロにちは。Blastです。
数あるキャンプ用品沼の中でも、特に深いと言われてる火器沼の入り口に足を突っ込みかけるこの連載。
ULAC的火器類の選び方についてまとめております。
前回の序論はこちら
です。
さてさて、今回は燃料の種類とその特徴についてです。
皆様はキャンプ用燃料って何を使ってらっしゃいますか?
ガス、ホワイトガソリンあたりが多いかと思います。
ワタクシが思うにキャンプ用の燃料は
・固形燃料
エスビット、薪、炭、ロウソクなど
・ガス燃料
カセットガス、OD缶ガス、プロパンガスボンベなど
・液体燃料
アルコール、ガソリン、ホワイトガソリン、灯油
などがあります。
また、単純な話ですが、物質が引火する、と言うことは、物質の表面温度が高くなり、一部が気化して引火するので、燃料として火を灯しやすいのは
ガス(気体)燃料
液体燃料
固形燃料
この順で燃焼させ易いことになります。
また、ULAC的にはコンパクトか?と言う点が気になりますが、状態を問わず同一の質量(つまり同一燃焼熱量)を持ち運ぶ場合、当然固形→液体→ガス(気体)の順にコンパクトに収まります。
ではそれぞれの燃料の特性を見て行きましょう。
最も一般的なガス(気体)燃料は気体状態では容積が大きい為、圧力を高めて液体状態に抑え込み、容積を抑えています。そして、常圧まで減圧する事で気化温度を下げて、気化させます。
つまり、ガス燃料は燃焼時液体からの気化を必ず行っています。
ただ、残念な事に圧力は必ず使って行く上で減少傾向に有ります。
更に気化する要因としては温度が必要になります。しかし温度で気化する際には減圧しての気化と比べ、蒸発潜熱により周囲の熱を多く奪う必要があります。これは低温時には非常に不利な条件になります。
つまり、相当高圧な状態を維持できる容器を使用しなければ、安定した火力は得られない、のがガス(気体)燃料です。
しかしながら高圧を維持するには安全性の問題もあり、それなりの構造体を必要とする為(プロパンガスボンベなど)携行性は著しく低下してしまいます。
折衷案的に軽量化した圧力容器に、差し障りの無い圧力で燃料を注入する事で携行性を持しているのがガス(気体)燃料です。
ガスの次に一般的な液体燃料ですが、こちらも当然燃焼には気化が必要となります。液体燃料は気化温度、引火温度などで燃料の種類に応じた安全性が考慮出来ますが、基本的には
"常温"よりも"高い温度"で燃料を気化させて燃焼させます。
この為、液体の燃料を気化させるプレヒートが必要になります。
よく"プレヒート不要"と歌われた液体燃料火器がありますが、ユーザーが意識してるかどうかは別としてプレヒートは必ず行い、燃料を気化しています。
単純な話ですが、燃料パイプがバーナー上部を通る構造になっている設計のバーナーを良く見ますが、ここを燃料が通過する事で気化させる、つまり厳密な意味でのプレヒートを行っています。
バーナー部が高温に維持されると断続的に気化が続く為、ユーザーはプレヒートを意識せず使用出来ます。
またこの様な熱サイクルで気化をしている為、圧力、気温には左右されにくい特性があります。
ガスと比べると圧力、温度にうるさく無い液体燃料ですが、当然難点もあります。
液体燃料の難点は必ずユーザーの手により"給油"の必要があり、その液体はその他の物質よりも引火点が低めの"危険物"であると言う点です。
取り扱いにはそれなりの注意が必要になります。
ではキャンプの燃料としてはマイナーですが固形燃料はどのような特性を持っているでしょうか。
非常にわかり易い例が炭ですが、炭で炎を上げる場合も、当然固形の状態から昇華し気体になった燃焼ガスが燃焼し、高温を維持させる事でこの燃焼サイクルを維持します。
炭の様に燃焼ガスの発生が非常に高温な場合、点火が困難になりますが、エスビットの様に燃焼ガス発生温度がライターの火程度の温度で充分な場合、点火は容易になります。
個体燃料はその他の燃料と違い、気化温度が高い為、非常に安全な燃料と言えます。
しかし安全ではある反面、扱いにくいのが固形燃料です。燃焼に必要な気化(昇華)させるにはそれなりの熱量が必要な上、その量をコントロールする事が難しくなります。
燃焼量をコントロールする事は、気化量をコントロールする事と同義な為、ガス(気体)燃料が一番コントロールしやすいとも言えます。
液体燃料は気化するだけの安定した熱源が有ればコントロールは容易になります。
しかし、個体燃料は余りコントロールし易いとは言い難いのが実情です。
またこの手の物を選択する上で重要なオペレーションコストは、傾向として
圧力容器を使用しなければならないガス(気体)燃料>固形燃料>液体燃料
の順になるでしょうか…
固形燃料は選択の幅が広くなるので、もしかしたら液体燃料の方が高いかもしれません。
燃料毎にこの様な特性が有ることを把握した上で、自分の技量に合わせて火器を選択することで、その後のキャンプスタイルが決まって来ると言えます。
また、難しい、とされる機器に敢えてトライするのもありです。
どんな道具でもいつかは慣れます。
しかし、最初決めた燃料で運用しはじめた物を一部だけ異なる燃料にするのは、最も非効率で、面倒かつ荷物の増加を招きます。
これらを念頭に入れて、火器類を取り揃えて行きましょう。
当然、当初はあり合わせの物やレンタル品でも問題ありません。
家で鍋をする時に使うカセットコンロと電池式ランタンで初めてキャンプスタイルを検討してから燃料の種類を定めても遅くはありません。
問題はその後も長く愛用出来る物を納得して使い続ける事だとワタクシは考えています。
そんなワタクシはどんな燃料で統一してるかと言うと。液体燃料で全て揃えております。
発端はこのバーナー。

(画像は日本代理店から拝借)
Optimus No85 Nova+
万人受けはしませんが、ワタクシにとってはどんな環境に行く場合でも持ち歩く一品。
壊れて2台目も同じ物を買う位の愛しようです。
ではでは既に持っている人、これから揃える人にも分かり易く、をモットーにこれから3回に分けて燃料のタイプ別にどのようなバーナー、ランタンが選べるか、をご紹介します。
と言うことで!次回は初心者にはハードルが高いが安価に始められる固形燃料編。
お楽しみに!

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数あるキャンプ用品沼の中でも、特に深いと言われてる火器沼の入り口に足を突っ込みかけるこの連載。
ULAC的火器類の選び方についてまとめております。
前回の序論はこちら
です。
さてさて、今回は燃料の種類とその特徴についてです。
皆様はキャンプ用燃料って何を使ってらっしゃいますか?
ガス、ホワイトガソリンあたりが多いかと思います。
ワタクシが思うにキャンプ用の燃料は
・固形燃料
エスビット、薪、炭、ロウソクなど
・ガス燃料
カセットガス、OD缶ガス、プロパンガスボンベなど
・液体燃料
アルコール、ガソリン、ホワイトガソリン、灯油
などがあります。
また、単純な話ですが、物質が引火する、と言うことは、物質の表面温度が高くなり、一部が気化して引火するので、燃料として火を灯しやすいのは
ガス(気体)燃料
液体燃料
固形燃料
この順で燃焼させ易いことになります。
また、ULAC的にはコンパクトか?と言う点が気になりますが、状態を問わず同一の質量(つまり同一燃焼熱量)を持ち運ぶ場合、当然固形→液体→ガス(気体)の順にコンパクトに収まります。
ではそれぞれの燃料の特性を見て行きましょう。
最も一般的なガス(気体)燃料は気体状態では容積が大きい為、圧力を高めて液体状態に抑え込み、容積を抑えています。そして、常圧まで減圧する事で気化温度を下げて、気化させます。
つまり、ガス燃料は燃焼時液体からの気化を必ず行っています。
ただ、残念な事に圧力は必ず使って行く上で減少傾向に有ります。
更に気化する要因としては温度が必要になります。しかし温度で気化する際には減圧しての気化と比べ、蒸発潜熱により周囲の熱を多く奪う必要があります。これは低温時には非常に不利な条件になります。
つまり、相当高圧な状態を維持できる容器を使用しなければ、安定した火力は得られない、のがガス(気体)燃料です。
しかしながら高圧を維持するには安全性の問題もあり、それなりの構造体を必要とする為(プロパンガスボンベなど)携行性は著しく低下してしまいます。
折衷案的に軽量化した圧力容器に、差し障りの無い圧力で燃料を注入する事で携行性を持しているのがガス(気体)燃料です。
ガスの次に一般的な液体燃料ですが、こちらも当然燃焼には気化が必要となります。液体燃料は気化温度、引火温度などで燃料の種類に応じた安全性が考慮出来ますが、基本的には
"常温"よりも"高い温度"で燃料を気化させて燃焼させます。
この為、液体の燃料を気化させるプレヒートが必要になります。
よく"プレヒート不要"と歌われた液体燃料火器がありますが、ユーザーが意識してるかどうかは別としてプレヒートは必ず行い、燃料を気化しています。
単純な話ですが、燃料パイプがバーナー上部を通る構造になっている設計のバーナーを良く見ますが、ここを燃料が通過する事で気化させる、つまり厳密な意味でのプレヒートを行っています。
バーナー部が高温に維持されると断続的に気化が続く為、ユーザーはプレヒートを意識せず使用出来ます。
またこの様な熱サイクルで気化をしている為、圧力、気温には左右されにくい特性があります。
ガスと比べると圧力、温度にうるさく無い液体燃料ですが、当然難点もあります。
液体燃料の難点は必ずユーザーの手により"給油"の必要があり、その液体はその他の物質よりも引火点が低めの"危険物"であると言う点です。
取り扱いにはそれなりの注意が必要になります。
ではキャンプの燃料としてはマイナーですが固形燃料はどのような特性を持っているでしょうか。
非常にわかり易い例が炭ですが、炭で炎を上げる場合も、当然固形の状態から昇華し気体になった燃焼ガスが燃焼し、高温を維持させる事でこの燃焼サイクルを維持します。
炭の様に燃焼ガスの発生が非常に高温な場合、点火が困難になりますが、エスビットの様に燃焼ガス発生温度がライターの火程度の温度で充分な場合、点火は容易になります。
個体燃料はその他の燃料と違い、気化温度が高い為、非常に安全な燃料と言えます。
しかし安全ではある反面、扱いにくいのが固形燃料です。燃焼に必要な気化(昇華)させるにはそれなりの熱量が必要な上、その量をコントロールする事が難しくなります。
燃焼量をコントロールする事は、気化量をコントロールする事と同義な為、ガス(気体)燃料が一番コントロールしやすいとも言えます。
液体燃料は気化するだけの安定した熱源が有ればコントロールは容易になります。
しかし、個体燃料は余りコントロールし易いとは言い難いのが実情です。
またこの手の物を選択する上で重要なオペレーションコストは、傾向として
圧力容器を使用しなければならないガス(気体)燃料>固形燃料>液体燃料
の順になるでしょうか…
固形燃料は選択の幅が広くなるので、もしかしたら液体燃料の方が高いかもしれません。
燃料毎にこの様な特性が有ることを把握した上で、自分の技量に合わせて火器を選択することで、その後のキャンプスタイルが決まって来ると言えます。
また、難しい、とされる機器に敢えてトライするのもありです。
どんな道具でもいつかは慣れます。
しかし、最初決めた燃料で運用しはじめた物を一部だけ異なる燃料にするのは、最も非効率で、面倒かつ荷物の増加を招きます。
これらを念頭に入れて、火器類を取り揃えて行きましょう。
当然、当初はあり合わせの物やレンタル品でも問題ありません。
家で鍋をする時に使うカセットコンロと電池式ランタンで初めてキャンプスタイルを検討してから燃料の種類を定めても遅くはありません。
問題はその後も長く愛用出来る物を納得して使い続ける事だとワタクシは考えています。
そんなワタクシはどんな燃料で統一してるかと言うと。液体燃料で全て揃えております。
発端はこのバーナー。

(画像は日本代理店から拝借)
Optimus No85 Nova+
万人受けはしませんが、ワタクシにとってはどんな環境に行く場合でも持ち歩く一品。
壊れて2台目も同じ物を買う位の愛しようです。
ではでは既に持っている人、これから揃える人にも分かり易く、をモットーにこれから3回に分けて燃料のタイプ別にどのようなバーナー、ランタンが選べるか、をご紹介します。
と言うことで!次回は初心者にはハードルが高いが安価に始められる固形燃料編。
お楽しみに!

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2014年09月07日
火を放て!! ULAC的火器類の選び方〜1序論
皆さんハロにちは。Blastです。
前回のピーポ君驚きの犯行指示で、Set the world on fireな展開を見せて来ましたが、あくまでキャンプ用品のご紹介です。
さてさて、ULAC的火器類のご紹介なのですが、実はワタクシこの時点で先々の展開が想像出来てません(笑
火器類、としてますが、軍事系で言われる火器類ではありません(笑
まだハンティングには手を出していません(笑
と言うことで、キャンプの火器類と言ったら、もう、この2種類でしょう。
バーナーとランタン
この2種類についてシツコく、アツく語りたいと思います。
究極のULAC的火器スタイルは炭火と焚き火オンリーかと…
でもそれはかなりの上級者スタイルなので、今回は無しで(笑
と言うことで、この連載では、所謂キャンプ用品のセオリーに沿って、燃料の一元化を考慮して
2.燃料の種類及びその特徴について
3.固形燃料について
4.ガス燃料について
5.液体燃料について
6.液体燃料の種類について
7.各シーズン対応について
8.ガス燃料デバイスのシーズン対応
9.液体燃料デバイスのシーズン対応
10.バーナーの各種スタイルについて
11.マルチフューエルについて
こんな流れでお話ししたいと思います。
因みにBlast家ではULACには程遠いこんな2バーナーもあったりします…

いやいや、これは長期連載になりそうだ…
と言うことで!
お楽しみに!

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前回のピーポ君驚きの犯行指示で、Set the world on fireな展開を見せて来ましたが、あくまでキャンプ用品のご紹介です。
さてさて、ULAC的火器類のご紹介なのですが、実はワタクシこの時点で先々の展開が想像出来てません(笑
火器類、としてますが、軍事系で言われる火器類ではありません(笑
まだハンティングには手を出していません(笑
と言うことで、キャンプの火器類と言ったら、もう、この2種類でしょう。
バーナーとランタン
この2種類についてシツコく、アツく語りたいと思います。
究極のULAC的火器スタイルは炭火と焚き火オンリーかと…
でもそれはかなりの上級者スタイルなので、今回は無しで(笑
と言うことで、この連載では、所謂キャンプ用品のセオリーに沿って、燃料の一元化を考慮して
2.燃料の種類及びその特徴について
3.固形燃料について
4.ガス燃料について
5.液体燃料について
6.液体燃料の種類について
7.各シーズン対応について
8.ガス燃料デバイスのシーズン対応
9.液体燃料デバイスのシーズン対応
10.バーナーの各種スタイルについて
11.マルチフューエルについて
こんな流れでお話ししたいと思います。
因みにBlast家ではULACには程遠いこんな2バーナーもあったりします…

いやいや、これは長期連載になりそうだ…
と言うことで!
お楽しみに!

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2014年08月28日
楽々ULACのススメ〜積載編②選ぶべきキャンプギアについて〜
皆さんハロにちは。Blastです。
新シリーズ、楽々ULACのススメ、と題してお送りいたしております。
誰も実践したいとは言っていないのですが(笑
ワタクシが提唱、オススメするULAC(Ultra Light Auto Camp ウルトラライト オートキャンプ)を実践する為のキャンプギアの取り扱い、主に積載について書いていきます。
前回の①序論はこちら
です。
この記事ではキャンプギアの積載について、以下の4点を重視して記載します。
①ギアの積み込みはリアガラスに被らないようにする。
②事故の危険性のある荷崩れを起こさないようにする
③エマージェンシーギア(車用)は常に取り出し易い場所におく
④車の重心バランスを崩さない積載にする
ではラクラクULACで積載し易い
①選ぶべきキャンプギアについて
を今回はまとめてみたいと思います。
さてさて、皆様、キャンプに行く時必ず持って行く物を全部並べてみた事ってありますか?
意外と無いと思います。
一度ぜーんぶ引っ張りだして並べてみると、意外と無駄な物があったり。
そうなんです。
今回は、選ぶべきキャンプギアは、新たに買うのでは無く、今あるギアをシェイプアップしてULにするのです!
では広げたキャンプギアを、
・キャンプに必ず持って行く物
・シーズンにより持って行く物
に分けて並べます。
実は一番シェイプアップしないとイケナイのは、このキャンプに必ず持って行く物、なんです。
これが減れば確実に積載には余裕が出来ます。
良くあるパターンですが、
コンテナボックスにまとめて入れてる小物類
何故か人数分以上あって使ってないカトラリーセット
セットでついて来たけど使用頻度が低い皿
無駄に沢山あるロープ
買い替えた結果使ってない付属のペグ
無駄にデッカいペグ入れ。
何故か複数あるハンマー。
さらにはじめてのキャンプで苦労した付属のプラハン。
便利かもとおもって買った物の使わない自在金具
複数あるチャッカマン
意外といつも持って行く物に要らない物が沢山出てきます。
使用頻度を基準に取捨選択すると分かりやすいです。
また、いつも何故か箱に入れて持って行ってる品はありませんか?
可能な限り梱包箱等は省いた方が良いです。
あと、ケースの類ですが、ULAC的にはは"箱型の硬い物"を沢山使用するのは積載に対してリスクになります。
どうしても空いてしまう"スキマ"="デッドスペース"が出来てしまうので、その分嵩張ります。
可能な限りスタッフサック等で対応した方が形状もある程度自由が効くので有利になります。
また、ある程度絞り込んだら使うシーンに合わせて分類します。
テント、タープ、シュラフ、マット、ファニチャー、ランタン、ダッチオーブンなどの大物以外を
設営時使うもの
調理時に使うもの
食事に使うもの
焚き火で使うもの
灯りに使うもの
就寝時に使うもの
などの分類に分けます。
上記はワタクシの考える分類ですが、他にもあるかも知れません。
また、軍手など、複数のシーンに跨る装備は先に出てくるシーンを優先します。
軍手なら、設営ですね。
分類ごとに分けた上で、同じ分類も物を出来る限り同じスタッフサックにまとめます。
多分この時点で恐らくあれ?と思うほどコンパクトになってると思います。
さらにその上で、一緒にしまっても問題のない分類の物、中でも使うシーンが時系列で繋がりやすい分類を一つか二つまとめて、箱や籠などにしまいます。
ワタクシは設営用具と灯り用品(テント内用電池ランタンと電池)と、調理用品(まな板、包丁、調味料、油)と食事用品(カトラリー、食器)の2種類をまとめてます。
こんな感じ
と言いたいところですが、先週行く予定だったキャンプが諸事情あってキャンセルになったので、写真がありません…f^_^;)
次回キャンプ時には更新しますf^_^;)
可能であれば、まとめて入れる箱や籠は、出っ張りが少なくて、蓋がない物を選ぶとイイです。
Blast家では山菜採り用の竹籠に
(ここにも次回キャンプに行ったら写真入れます)
調理用品と食事用品をしまい込み
設営用具と灯り用品を

これのもうひとつ下のサイズにまとめて入れてます。
大人気のSnowPeak製品ですがこれはあまりかぶったこと無いです。
広げた状態でスタック出来るしお勧めですよ!
こうすると、ダッチオーブンの中にコッヘル入れたくなったりしませんか?
もしそうなったら、もうあなたはULACにハマり始めた証拠です。
そんなあなたは次回も見逃せないですよ(≧∇≦)
次回はスタック収納について書いて行きたいと思います。
お楽しみに!

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新シリーズ、楽々ULACのススメ、と題してお送りいたしております。
誰も実践したいとは言っていないのですが(笑
ワタクシが提唱、オススメするULAC(Ultra Light Auto Camp ウルトラライト オートキャンプ)を実践する為のキャンプギアの取り扱い、主に積載について書いていきます。
前回の①序論はこちら
です。
この記事ではキャンプギアの積載について、以下の4点を重視して記載します。
①ギアの積み込みはリアガラスに被らないようにする。
②事故の危険性のある荷崩れを起こさないようにする
③エマージェンシーギア(車用)は常に取り出し易い場所におく
④車の重心バランスを崩さない積載にする
ではラクラクULACで積載し易い
①選ぶべきキャンプギアについて
を今回はまとめてみたいと思います。
さてさて、皆様、キャンプに行く時必ず持って行く物を全部並べてみた事ってありますか?
意外と無いと思います。
一度ぜーんぶ引っ張りだして並べてみると、意外と無駄な物があったり。
そうなんです。
今回は、選ぶべきキャンプギアは、新たに買うのでは無く、今あるギアをシェイプアップしてULにするのです!
では広げたキャンプギアを、
・キャンプに必ず持って行く物
・シーズンにより持って行く物
に分けて並べます。
実は一番シェイプアップしないとイケナイのは、このキャンプに必ず持って行く物、なんです。
これが減れば確実に積載には余裕が出来ます。
良くあるパターンですが、
コンテナボックスにまとめて入れてる小物類
何故か人数分以上あって使ってないカトラリーセット
セットでついて来たけど使用頻度が低い皿
無駄に沢山あるロープ
買い替えた結果使ってない付属のペグ
無駄にデッカいペグ入れ。
何故か複数あるハンマー。
さらにはじめてのキャンプで苦労した付属のプラハン。
便利かもとおもって買った物の使わない自在金具
複数あるチャッカマン
意外といつも持って行く物に要らない物が沢山出てきます。
使用頻度を基準に取捨選択すると分かりやすいです。
また、いつも何故か箱に入れて持って行ってる品はありませんか?
可能な限り梱包箱等は省いた方が良いです。
あと、ケースの類ですが、ULAC的にはは"箱型の硬い物"を沢山使用するのは積載に対してリスクになります。
どうしても空いてしまう"スキマ"="デッドスペース"が出来てしまうので、その分嵩張ります。
可能な限りスタッフサック等で対応した方が形状もある程度自由が効くので有利になります。
また、ある程度絞り込んだら使うシーンに合わせて分類します。
テント、タープ、シュラフ、マット、ファニチャー、ランタン、ダッチオーブンなどの大物以外を
設営時使うもの
調理時に使うもの
食事に使うもの
焚き火で使うもの
灯りに使うもの
就寝時に使うもの
などの分類に分けます。
上記はワタクシの考える分類ですが、他にもあるかも知れません。
また、軍手など、複数のシーンに跨る装備は先に出てくるシーンを優先します。
軍手なら、設営ですね。
分類ごとに分けた上で、同じ分類も物を出来る限り同じスタッフサックにまとめます。
多分この時点で恐らくあれ?と思うほどコンパクトになってると思います。
さらにその上で、一緒にしまっても問題のない分類の物、中でも使うシーンが時系列で繋がりやすい分類を一つか二つまとめて、箱や籠などにしまいます。
ワタクシは設営用具と灯り用品(テント内用電池ランタンと電池)と、調理用品(まな板、包丁、調味料、油)と食事用品(カトラリー、食器)の2種類をまとめてます。
こんな感じ
と言いたいところですが、先週行く予定だったキャンプが諸事情あってキャンセルになったので、写真がありません…f^_^;)
次回キャンプ時には更新しますf^_^;)
可能であれば、まとめて入れる箱や籠は、出っ張りが少なくて、蓋がない物を選ぶとイイです。
Blast家では山菜採り用の竹籠に
(ここにも次回キャンプに行ったら写真入れます)
調理用品と食事用品をしまい込み
設営用具と灯り用品を

スノーピーク(snow peak) シェルフコンテナ50
これのもうひとつ下のサイズにまとめて入れてます。
大人気のSnowPeak製品ですがこれはあまりかぶったこと無いです。
広げた状態でスタック出来るしお勧めですよ!
こうすると、ダッチオーブンの中にコッヘル入れたくなったりしませんか?
もしそうなったら、もうあなたはULACにハマり始めた証拠です。
そんなあなたは次回も見逃せないですよ(≧∇≦)
次回はスタック収納について書いて行きたいと思います。
お楽しみに!

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2014年08月24日
間違っているキャンプ用品選び〜タープ編⑤シーズン別の対応〜
皆さんハロにちは。Blastです。
さてさて、間違っているキャンプ用品選び。
誰も実践したいとは言っていないのですが(笑
ワタクシが提唱、オススメするULAC(Ultra Light Auto Camp ウルトラライト オートキャンプ)を実践する為のキャンプギアの選び方について書いています。
1回目の①序論はこちら
2回目の②-1タープのタイプ分けについてはこちら
3回目の②-2シェード系タープについてはこちら
4回目の②-3リビング用スクリーンタープについてはこちら
5回目の②-4非自立式タープについてはこちら
6回目の③遮光性ついてはこちら
前回の④広さについてはこちら
です。
7回約2週間に渡ってお伝えしてきました、タープ編ですが、今回で終わりです。
これまでをまとめると
タープは3タイプあり、それぞれ特徴が別れる。
遮光性はタープの重要な要件だけど、遮光性が高いだけがタープの良し悪しを決める訳ではない為シーズンに合わせて考慮する。
タープはULAC的には広めがオススメ。
行く人数に応じて何畳位の広さが必要か考えると分かり易い。
そしてそれぞれのタイプ、形状に応じて幕自体の面積か、幕の設置面積に係数を掛けて有効面積を割り出して必要な広さに合わせた方良い。
とした上でまとめにあたる補足として、ULAC的には
・非自立式タープ
・リビング用スクリーンタープ
・シェード系タープ
と言うのがタープのオススメ順かと考えています。
やはりパーツ点数、重量などを考慮すると非自立式タープが圧倒的にULACに適していると言えます。
また複雑な形状のポールも無い上に単純な一枚布な構造は収納寸も縮め易いです。
ただ、12月から3月頃までのキャンプを、テントとタープと言うスタイルでやるので有れば、リビング用スクリーンタープもあると良いと思います。
さて、タープとテントを使用したキャンプをする際、どのように対応するのが良いか
ULACなタープ、非自立式タープを事例に考えると
・春(最低気温が10度前後)
ポールを低めに設定し、防風性をあげ設営。
タープの稜線を南北方向に設営し、日当たりを良くする。
・夏(最高気温25度以上)
ポールを高めに設定し、風通し良く設営。
タープの稜線を若干東西に振って西日を避ける
・冬(最低気温10度以下)
ポールをとにかく低くし、防風性を上げる。
タープ下にテントを張り、熱が逃げにくく設営する。
と行った対応になるのでしょうか。
ちなみにワタクシが冬場にキャンプする際はリビング用スクリーンタープを使い、タープの中にコンパクトなテントを張っています。
自己責任の範疇になりますが、幕内にストーブが有れば冬場のキャンプも静かで楽しいですよ。
ただ、基本的にはストーブは補助であり、個人装備でしっかりと防寒し、暖かいシュラフで寝ることをオススメします。
よく、一酸化炭素のアラームを着けてるから大丈夫、とストーブを炊きっぱなしの方がいるようですが、強風や雪の影響で幕が倒れたら引火や幕の破損は必至です。
引火はもっての他ですが、夜中に穴あきになったテントで凍えるのも危険です。
ただ起きてる間ならこんな感じでの

ストーブに当たりながらの時間は中々良い物ですよ(^^)
ちなみにワタクシは冬キャンプはタープ&テントのスタイルから変えようかと色々調査中です…
長かったタープ編もこれでおしまい。
次回からはワタクシがキャンプ場でもよく質問を受ける"積載方法"について、まとめてみたいと思います。

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さてさて、間違っているキャンプ用品選び。
誰も実践したいとは言っていないのですが(笑
ワタクシが提唱、オススメするULAC(Ultra Light Auto Camp ウルトラライト オートキャンプ)を実践する為のキャンプギアの選び方について書いています。
1回目の①序論はこちら
2回目の②-1タープのタイプ分けについてはこちら
3回目の②-2シェード系タープについてはこちら
4回目の②-3リビング用スクリーンタープについてはこちら
5回目の②-4非自立式タープについてはこちら
6回目の③遮光性ついてはこちら
前回の④広さについてはこちら
です。
7回約2週間に渡ってお伝えしてきました、タープ編ですが、今回で終わりです。
これまでをまとめると
タープは3タイプあり、それぞれ特徴が別れる。
遮光性はタープの重要な要件だけど、遮光性が高いだけがタープの良し悪しを決める訳ではない為シーズンに合わせて考慮する。
タープはULAC的には広めがオススメ。
行く人数に応じて何畳位の広さが必要か考えると分かり易い。
そしてそれぞれのタイプ、形状に応じて幕自体の面積か、幕の設置面積に係数を掛けて有効面積を割り出して必要な広さに合わせた方良い。
とした上でまとめにあたる補足として、ULAC的には
・非自立式タープ
・リビング用スクリーンタープ
・シェード系タープ
と言うのがタープのオススメ順かと考えています。
やはりパーツ点数、重量などを考慮すると非自立式タープが圧倒的にULACに適していると言えます。
また複雑な形状のポールも無い上に単純な一枚布な構造は収納寸も縮め易いです。
ただ、12月から3月頃までのキャンプを、テントとタープと言うスタイルでやるので有れば、リビング用スクリーンタープもあると良いと思います。
さて、タープとテントを使用したキャンプをする際、どのように対応するのが良いか
ULACなタープ、非自立式タープを事例に考えると
・春(最低気温が10度前後)
ポールを低めに設定し、防風性をあげ設営。
タープの稜線を南北方向に設営し、日当たりを良くする。
・夏(最高気温25度以上)
ポールを高めに設定し、風通し良く設営。
タープの稜線を若干東西に振って西日を避ける
・冬(最低気温10度以下)
ポールをとにかく低くし、防風性を上げる。
タープ下にテントを張り、熱が逃げにくく設営する。
と行った対応になるのでしょうか。
ちなみにワタクシが冬場にキャンプする際はリビング用スクリーンタープを使い、タープの中にコンパクトなテントを張っています。
自己責任の範疇になりますが、幕内にストーブが有れば冬場のキャンプも静かで楽しいですよ。
ただ、基本的にはストーブは補助であり、個人装備でしっかりと防寒し、暖かいシュラフで寝ることをオススメします。
よく、一酸化炭素のアラームを着けてるから大丈夫、とストーブを炊きっぱなしの方がいるようですが、強風や雪の影響で幕が倒れたら引火や幕の破損は必至です。
引火はもっての他ですが、夜中に穴あきになったテントで凍えるのも危険です。
ただ起きてる間ならこんな感じでの

ストーブに当たりながらの時間は中々良い物ですよ(^^)
ちなみにワタクシは冬キャンプはタープ&テントのスタイルから変えようかと色々調査中です…
長かったタープ編もこれでおしまい。
次回からはワタクシがキャンプ場でもよく質問を受ける"積載方法"について、まとめてみたいと思います。

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2014年08月22日
間違っているキャンプ用品選び〜タープ編④広さについて〜
皆さんハロにちは。Blastです。
さてさて、間違っているキャンプ用品選び。
誰も実践したいとは言っていないのですが(笑
ワタクシが提唱、オススメするULAC(Ultra Light Auto Camp ウルトラライト オートキャンプ)を実践する為のキャンプギアの選び方について書いています。
1回目の①序論はこちら
2回目の②-1タープのタイプ分けについてはこちら
3回目の②-2シェード系タープについてはこちら
4回目の②-3リビング用スクリーンタープについてはこちら
5回目の②-4非自立式タープについてはこちら
前回の③遮光性ついてはこちら
です。
さてさて、あーだこーだしつこく語っておりますが、そろそろ検討対象のタープが出揃っている頃では無いでしょうか?
収納寸は少し大きいけど、

これいいねぇ。
テント小さくしたから、車に積むにも困らなさそう。
とか
ULならコレでしょう

次のキャンプは秋だし、遮光性の高いタープは別のを一つ探して…
とか。
でも快適なリビング作りをするには、タープのタイプ、遮光性だけをキーワードにしていては片手落ちになってしまいます。
そうなんです。
快適なリビングには、
適度な広さ
が必要なんです。
ただここで注意すべき点があります。
この先紹介する広さの考え方はあくまで、
前編、テント編を参考にして
小型軽量なテントを購入された場合のみ適用下さい。
一般的なファミリードームテントを使用している方にはオススメ出来ない考え方です。
※理由
この先に紹介するタープの選び方は前室が満足に無いコンパクトテントの使用を前提にタープでスペースを補完します。
ファミリードームテントなど十分なスペースがあるテントと組み合わせて使うと、非常に大きなスペースを要求する為です。
↑いくらフリーサイトでもお前ら場所取り杉、みたいなパターンは避けたいので。
さて、広さの目安ですが、
ワタクシなりに検討しますと、
・1〜2名まで一人当たり2畳
・3名以降4名までは1畳
・以降2名まで増員は2畳
3名以降4名まで増員は1畳
を基準にして頂ければと考えております。
何故2名までは2畳なのか。
それは基本的なファニチャー類(テーブルやチェア)や、その他装備の設置を考慮するしての事です。
では3〜4名の場合は1畳なのか。
コレは単純、最初の2名で基本ファニチャーは揃っているので椅子だけでも対応可能な為です。
5名以降となるとまたファニチャー類のサイズが大幅に変わる、または設置数が増える、と言うことになりますので、再び2畳。
7〜8名の場合は再びチェアのみ追加です。
じゃあ我が家は4人ファミリーだから6畳位、1畳は1.44m2だから、8.64m2あれば大丈夫だね☆
じゃあタープの広さはどれ位なんだろう…
Hillberg Tarp10の場合は正方形だから分かり易い!
10.5m2!
4人家族で丁度だね!
ポチ!
届いて設営…
超狭いよ…
Blast許さん…(−_−#)
イヤイヤ、ちょっと待ちましょう。
タープって実は使える面積は幕や、設置面積の大きさだけでは無いんですよね。
ここで少し前の考え方、タープのタイプ分けに戻ります。
・シェード系タープ
・リビング用スクリーンタープ
・非自立式タープ
実はそれぞれのタープによって、内部で有効に使えるリビング用スペースって異なるんです!
色々考えた結果ワタクシがある程度アテに出来るな、と言う考え方は、
係数を用いて考える!
これです。
それぞれのタープのタイプ、形状によって係数は異なります。
まず
・シェード系タープ
コレは使用には大概縦横高さ、の表記があります。これで設置面積は分かりますので、係数0.8を掛けて下さい。
・リビング用スクリーンタープ
コレも設置面積の表記があると思いますが、幕内のフロア形状によって係数を変えます。
どちらかと言うと四角い物→係数は0.8
どちらかと言うと丸い物→係数は0.6
・非自立式タープ
これが一番分かり難いですが、
大概幕の縦横寸が書いてあります。
その上で幕の形状が、
四角い物→係数は0.6
それ以外の物→係数は0.4
として下さい。
上記の数字をカタログ値はじき出した面積に掛けた数字がタープ内でリビングとして有効に使えるスペースの目安です。
何故そんな事をするのか?
非常に単純な話ですが、タープは家とは違い、丈夫な壁がありません。
建築物で言うと"東屋"のような構造です。
東屋には必ず庇があり、それより内側にベンチなどがあります。
しかしながら、タープのカタログ値にはタープの持っている大まかな大きさしかありません。
なので、カタログ値からある程度割り引かなくては、"使える"面積は分からないのです。
その上で係数を見てみましょう。
シェード系タープ、四角いリビング用スクリーンタープは0.8。
シェード系タープなら東屋と同じ様に庇に相当する部分が必要、と考えて0.8。これを基準にします。
リビング用スクリーンタープは東屋とは違い、壁に相当する物はありますが、当然幕体なので壁面は若干斜めになっているはずで、あまりキワキワの部分は居心地が悪い為、0.8としています。
丸い形のリビング用スクリーンタープはカタログではほとんどが実面積ではなく、幕体が収まる四角形、と言う様な仕様値の書き方がほとんどで、一部の場所は幕外であることから実際の幕内面積0.8とし、更に四角いリビング用スクリーンタープ同様に0.8をかけて
0.8×0.8=0.64≒0.6
としています。
真円を基準にしているので楕円気味で有れば0.7でも良いでしょう。
また非自立式タープの中でも、四角形のタープでは生地のサイズしか表記が無い事が多いですが、山折りにして設営する為、その分幕下の面積は減る事を考慮して実際の幕内面積を幕面積の0.8とし、
更に庇部分を考慮して更に0.8を掛ける
0.8×0.8=0.64≒0.6
としています。
その他の非自立式タープはほとんどが、ヘキサゴンタープになると思いますがやはりカタログ仕様値は生地が収まる四角形でのサイズ表記になり、幕外となっているスペースも広いです。
なのでかなり乱暴ですが、幕の縦横寸で出た数値の0.5を実際の幕内面積とし、、更に庇として機能する部分0.8掛けて割り引く
0.5×0.8=0.4
としています。
そうやって考えると先程のHillberg Tarp10は10.5m2×0.6=7.35m2
7.35m2÷1.44m2(1畳)=4.375畳
先程の目安からすると二人で使用した方が良いサイズですね。
ただこれも一概には言えず、テントが大きければ2名以上4名以下は1畳の広さでもイケるかも知れません。
同伴者が子供ならもっと狭くてもイイかも知れません。
ただ、上記の考え方を指標に候補を絞り込む事は有効な手段かと思います。
その上で、ショップに行って実際のサイズ感を掴んで、購入する事をワタクシはツヨくオススメします。
え?それでも買った結果気に入らなかった?
そこは自己責任でヨロシクです;^_^A
ちなみに、タープは敢えて大きめの物を買うのも手ですよ!
特に夏場は大きめの方が楽です。

こんな感じ。
画像は昨年夏のソロキャンプ時のワタクシのサイト。
タープ下にハンモックを吊るし、朝は釣り、昼間はハンモックで昼寝、夜は星見という自堕落キワマリない日々を過ごしてました。
さて、次回タープ編最終章。
ここまでお付き合い頂いた方なら既にご存知かと思いますが、ワタクシは複数のタープを使い分けておりまして、それぞれ季節ごとに対応を変えておりますので、そこについてまたクドクドと書こうかと。
題してシーズン毎の対応について。
お楽しみに☆

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さてさて、間違っているキャンプ用品選び。
誰も実践したいとは言っていないのですが(笑
ワタクシが提唱、オススメするULAC(Ultra Light Auto Camp ウルトラライト オートキャンプ)を実践する為のキャンプギアの選び方について書いています。
1回目の①序論はこちら
2回目の②-1タープのタイプ分けについてはこちら
3回目の②-2シェード系タープについてはこちら
4回目の②-3リビング用スクリーンタープについてはこちら
5回目の②-4非自立式タープについてはこちら
前回の③遮光性ついてはこちら
です。
さてさて、あーだこーだしつこく語っておりますが、そろそろ検討対象のタープが出揃っている頃では無いでしょうか?
収納寸は少し大きいけど、

小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) システムタープヘキサDX
これいいねぇ。
テント小さくしたから、車に積むにも困らなさそう。
とか
ULならコレでしょう

HILLEBERG(ヒルバーグ) タープ 10 ウルトラライト
次のキャンプは秋だし、遮光性の高いタープは別のを一つ探して…
とか。
でも快適なリビング作りをするには、タープのタイプ、遮光性だけをキーワードにしていては片手落ちになってしまいます。
そうなんです。
快適なリビングには、
適度な広さ
が必要なんです。
ただここで注意すべき点があります。
この先紹介する広さの考え方はあくまで、
前編、テント編を参考にして
小型軽量なテントを購入された場合のみ適用下さい。
一般的なファミリードームテントを使用している方にはオススメ出来ない考え方です。
※理由
この先に紹介するタープの選び方は前室が満足に無いコンパクトテントの使用を前提にタープでスペースを補完します。
ファミリードームテントなど十分なスペースがあるテントと組み合わせて使うと、非常に大きなスペースを要求する為です。
↑いくらフリーサイトでもお前ら場所取り杉、みたいなパターンは避けたいので。
さて、広さの目安ですが、
ワタクシなりに検討しますと、
・1〜2名まで一人当たり2畳
・3名以降4名までは1畳
・以降2名まで増員は2畳
3名以降4名まで増員は1畳
を基準にして頂ければと考えております。
何故2名までは2畳なのか。
それは基本的なファニチャー類(テーブルやチェア)や、その他装備の設置を考慮するしての事です。
では3〜4名の場合は1畳なのか。
コレは単純、最初の2名で基本ファニチャーは揃っているので椅子だけでも対応可能な為です。
5名以降となるとまたファニチャー類のサイズが大幅に変わる、または設置数が増える、と言うことになりますので、再び2畳。
7〜8名の場合は再びチェアのみ追加です。
じゃあ我が家は4人ファミリーだから6畳位、1畳は1.44m2だから、8.64m2あれば大丈夫だね☆
じゃあタープの広さはどれ位なんだろう…
Hillberg Tarp10の場合は正方形だから分かり易い!
10.5m2!
4人家族で丁度だね!
ポチ!
届いて設営…
超狭いよ…
Blast許さん…(−_−#)
イヤイヤ、ちょっと待ちましょう。
タープって実は使える面積は幕や、設置面積の大きさだけでは無いんですよね。
ここで少し前の考え方、タープのタイプ分けに戻ります。
・シェード系タープ
・リビング用スクリーンタープ
・非自立式タープ
実はそれぞれのタープによって、内部で有効に使えるリビング用スペースって異なるんです!
色々考えた結果ワタクシがある程度アテに出来るな、と言う考え方は、
係数を用いて考える!
これです。
それぞれのタープのタイプ、形状によって係数は異なります。
まず
・シェード系タープ
コレは使用には大概縦横高さ、の表記があります。これで設置面積は分かりますので、係数0.8を掛けて下さい。
・リビング用スクリーンタープ
コレも設置面積の表記があると思いますが、幕内のフロア形状によって係数を変えます。
どちらかと言うと四角い物→係数は0.8
どちらかと言うと丸い物→係数は0.6
・非自立式タープ
これが一番分かり難いですが、
大概幕の縦横寸が書いてあります。
その上で幕の形状が、
四角い物→係数は0.6
それ以外の物→係数は0.4
として下さい。
上記の数字をカタログ値はじき出した面積に掛けた数字がタープ内でリビングとして有効に使えるスペースの目安です。
何故そんな事をするのか?
非常に単純な話ですが、タープは家とは違い、丈夫な壁がありません。
建築物で言うと"東屋"のような構造です。
東屋には必ず庇があり、それより内側にベンチなどがあります。
しかしながら、タープのカタログ値にはタープの持っている大まかな大きさしかありません。
なので、カタログ値からある程度割り引かなくては、"使える"面積は分からないのです。
その上で係数を見てみましょう。
シェード系タープ、四角いリビング用スクリーンタープは0.8。
シェード系タープなら東屋と同じ様に庇に相当する部分が必要、と考えて0.8。これを基準にします。
リビング用スクリーンタープは東屋とは違い、壁に相当する物はありますが、当然幕体なので壁面は若干斜めになっているはずで、あまりキワキワの部分は居心地が悪い為、0.8としています。
丸い形のリビング用スクリーンタープはカタログではほとんどが実面積ではなく、幕体が収まる四角形、と言う様な仕様値の書き方がほとんどで、一部の場所は幕外であることから実際の幕内面積0.8とし、更に四角いリビング用スクリーンタープ同様に0.8をかけて
0.8×0.8=0.64≒0.6
としています。
真円を基準にしているので楕円気味で有れば0.7でも良いでしょう。
また非自立式タープの中でも、四角形のタープでは生地のサイズしか表記が無い事が多いですが、山折りにして設営する為、その分幕下の面積は減る事を考慮して実際の幕内面積を幕面積の0.8とし、
更に庇部分を考慮して更に0.8を掛ける
0.8×0.8=0.64≒0.6
としています。
その他の非自立式タープはほとんどが、ヘキサゴンタープになると思いますがやはりカタログ仕様値は生地が収まる四角形でのサイズ表記になり、幕外となっているスペースも広いです。
なのでかなり乱暴ですが、幕の縦横寸で出た数値の0.5を実際の幕内面積とし、、更に庇として機能する部分0.8掛けて割り引く
0.5×0.8=0.4
としています。
そうやって考えると先程のHillberg Tarp10は10.5m2×0.6=7.35m2
7.35m2÷1.44m2(1畳)=4.375畳
先程の目安からすると二人で使用した方が良いサイズですね。
ただこれも一概には言えず、テントが大きければ2名以上4名以下は1畳の広さでもイケるかも知れません。
同伴者が子供ならもっと狭くてもイイかも知れません。
ただ、上記の考え方を指標に候補を絞り込む事は有効な手段かと思います。
その上で、ショップに行って実際のサイズ感を掴んで、購入する事をワタクシはツヨくオススメします。
え?それでも買った結果気に入らなかった?
そこは自己責任でヨロシクです;^_^A
ちなみに、タープは敢えて大きめの物を買うのも手ですよ!
特に夏場は大きめの方が楽です。

こんな感じ。
画像は昨年夏のソロキャンプ時のワタクシのサイト。
タープ下にハンモックを吊るし、朝は釣り、昼間はハンモックで昼寝、夜は星見という自堕落キワマリない日々を過ごしてました。
さて、次回タープ編最終章。
ここまでお付き合い頂いた方なら既にご存知かと思いますが、ワタクシは複数のタープを使い分けておりまして、それぞれ季節ごとに対応を変えておりますので、そこについてまたクドクドと書こうかと。
題してシーズン毎の対応について。
お楽しみに☆

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2014年08月20日
間違っているキャンプ用品選び〜タープ編③遮光性について〜
皆さんハロにちは。Blastです。
さてさて、間違っているキャンプ用品選び。
誰も実践したいとは言っていないのですが(笑
ワタクシが提唱、オススメするULAC(Ultra Light Auto Camp ウルトラライト オートキャンプ)を実践する為のキャンプギアの選び方について書いています。
1回目の①序論はこちら
2回目の②-1タープのタイプ分けについてはこちら
3回目の②-2シェード系タープについてはこちら
4回目の②-3リビング用スクリーンタープについてはこちら
前回の②-4非自立式タープについてはこちら
です。
さてさて、タープのタイプ毎の特徴も分かった、じゃああとはニーズに合わせて選びますか。
となる頃ですが、ちょっと待ちましょう。
ULなのがイイなら非自立式タープでしょ?
いえいえ、それがタープばかりは一概にそうも言えないのです。
まずタープを選ぶ際は、必ず使用する時期を想定してください。
夏だけ、または最低気温が二桁代の時期にキャンプに行くのであれば非自立式タープ、またはシェード系タープを一つ持っていれば十分です。
最低気温が一桁、もしくはマイナスに達する場合、お持ちのテントとシュラフにも寄りますが、リビング用スクリーンタープがあると便利です。
マイナスでも非自立式タープだけで過ごす事も可能ですがスクリーンタープはやはり暖かく過ごせます。
ただ、いずれのケースでも、幕体の持つ遮光性によって、快適度が変化します。
↑ココなんです。
実は我が家が3つもタープを使用しているのは用途と遮光性を考慮してなのです。
では遮光性ってなんぞや?
となりますが
単純な話なのですが
タープを立てると日陰が出来ますよね?
出来た日陰の濃さ(暗さ)が濃い(暗い)程遮光性が高く、薄い(明るい)程、遮光性が低い。と言うことになります。
OK、じゃあ遮光性の高いタープを探すよ!ちょっとアウトドアショップ覗いてみる!
少し待ちましょう(笑
遮光性をキーにしてタープの話しをすると大概において
遮光性の高さ=正義
的な勢いになりがちですが、
コレはキャンプに行くのが夏場だけの方には正解ですが、そうでない場合結構痛いしっぺ返しが来ます。
何より身軽で楽々なULACを実践しているなら、出掛ける頻度も高くなっているハズ。
となると、夏場以外も出掛けているわけで…
となると冷涼な時期、遮光性の高いタープを使い、寒い日陰がリビングに…
いや、むしろ日向ぼっこしたい…
寒い…
考えるだに寒々しい侘しさを感じるサイトになります。
では遮光性の低いタープではどうか?
秋口〜春先の寒冷な時期は良いですが、夏場は強烈な日差しがコレでもかと攻めてきます。
じゃあどれが良いの?
となりますが、コレばかりは結論無いんですね…
(おいおい)
スイマセン…
ただ、シェード系タープ、非自立式タープを選択する場合は可能であれば遮光性の高いモデルと低いモデルの二つを所有する方が効果的です。
リビング用スクリーンタープを選択した場合は圧倒的に遮光性の高いモデルを購入した方が効果的です。
では遮光性を考慮してタープを選ぶ際はどの様な物を選べば良いか。
コレは単純です。
ライトを生地に当てるだけで判断が可能です。
ライトを表から直接タープ生地に当て、その透過光の強さが強い程遮光性が低く、弱い程遮光性を高いタープになります。
シェード系タープ、非自立式タープで2枚のタープを使い回す場合は、2モデルの遮光性の高低の幅を極力広く持たせた方が潰しが効きます。
なぜなら、似たような遮光性のタープでは暑い時期、寒い時期の使い分けの幅が狭くなります。
じゃあ寒い?暑い?ちょっと迷う時期は?となると、迷うなら遮光性の高いタープを持ち出す事をオススメします。
なぜなら悩む時期は大概季節の変わり目、雨が降る時期です。
遮光性が高い生地は雨にも強い事が多いです。
1枚で済ますのなら寒冷期の対応策を個人装備の充実で補完する様にして、遮光性の高いタープを1枚選ぶ方がオススメです。
ワタクシも最低気温が氷点下になる時期でも、こんな感じ

で設営して夜はキノコ鍋と星見を楽しんだりしております。
ただ個人装備の充実を図ると結果的にはもう一枚タープが買えた、なんて事態にもなりがちですね(笑
でも個人装備はそれはそれで有れば便利です。
またリビング用スクリーンタープを購入するならば、検討対象のモデル全品を徹底的にライトで照らし、遮光性の最も高いモデルを選ぶ方が後々良さを感じる事になります。
遮光性の低いリビング用スクリーンタープは一番最悪な結果を招きます。
風通しがあまり良く無いリビング用スクリーンタープで、遮光性が低いと日光の影響が強くなり、中の空気は一気に温められ、クーラーボックスも無意味になる程暑くなります。
ウチのクーラーボックスは○○だから周りが火の海でも大丈夫!そんなの心配無いぜ!
とは言う方もいますが折角のその高性能クーラーボックス、性能を生かすなら涼しい所に置くに越したことはありません。
また概して遮光性の低い生地ほど厚さやコーティングが薄い為、リビング用スクリーンタープの利点で有る保温性も劣る事が多いとワタクシは考えております。
折角のキャンプ。
リビングとして快適に過ごす為にも購入検討対象のタイプに合わせて、遮光性を考慮して選定する事をワタクシは強く、チカラヅヨく、オススメします。
さてさて、次回は肝心のタープの広さについて、です。
お楽しみに!

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さてさて、間違っているキャンプ用品選び。
誰も実践したいとは言っていないのですが(笑
ワタクシが提唱、オススメするULAC(Ultra Light Auto Camp ウルトラライト オートキャンプ)を実践する為のキャンプギアの選び方について書いています。
1回目の①序論はこちら
2回目の②-1タープのタイプ分けについてはこちら
3回目の②-2シェード系タープについてはこちら
4回目の②-3リビング用スクリーンタープについてはこちら
前回の②-4非自立式タープについてはこちら
です。
さてさて、タープのタイプ毎の特徴も分かった、じゃああとはニーズに合わせて選びますか。
となる頃ですが、ちょっと待ちましょう。
ULなのがイイなら非自立式タープでしょ?
いえいえ、それがタープばかりは一概にそうも言えないのです。
まずタープを選ぶ際は、必ず使用する時期を想定してください。
夏だけ、または最低気温が二桁代の時期にキャンプに行くのであれば非自立式タープ、またはシェード系タープを一つ持っていれば十分です。
最低気温が一桁、もしくはマイナスに達する場合、お持ちのテントとシュラフにも寄りますが、リビング用スクリーンタープがあると便利です。
マイナスでも非自立式タープだけで過ごす事も可能ですがスクリーンタープはやはり暖かく過ごせます。
ただ、いずれのケースでも、幕体の持つ遮光性によって、快適度が変化します。
↑ココなんです。
実は我が家が3つもタープを使用しているのは用途と遮光性を考慮してなのです。
では遮光性ってなんぞや?
となりますが
単純な話なのですが
タープを立てると日陰が出来ますよね?
出来た日陰の濃さ(暗さ)が濃い(暗い)程遮光性が高く、薄い(明るい)程、遮光性が低い。と言うことになります。
OK、じゃあ遮光性の高いタープを探すよ!ちょっとアウトドアショップ覗いてみる!
少し待ちましょう(笑
遮光性をキーにしてタープの話しをすると大概において
遮光性の高さ=正義
的な勢いになりがちですが、
コレはキャンプに行くのが夏場だけの方には正解ですが、そうでない場合結構痛いしっぺ返しが来ます。
何より身軽で楽々なULACを実践しているなら、出掛ける頻度も高くなっているハズ。
となると、夏場以外も出掛けているわけで…
となると冷涼な時期、遮光性の高いタープを使い、寒い日陰がリビングに…
いや、むしろ日向ぼっこしたい…
寒い…
考えるだに寒々しい侘しさを感じるサイトになります。
では遮光性の低いタープではどうか?
秋口〜春先の寒冷な時期は良いですが、夏場は強烈な日差しがコレでもかと攻めてきます。
じゃあどれが良いの?
となりますが、コレばかりは結論無いんですね…
(おいおい)
スイマセン…
ただ、シェード系タープ、非自立式タープを選択する場合は可能であれば遮光性の高いモデルと低いモデルの二つを所有する方が効果的です。
リビング用スクリーンタープを選択した場合は圧倒的に遮光性の高いモデルを購入した方が効果的です。
では遮光性を考慮してタープを選ぶ際はどの様な物を選べば良いか。
コレは単純です。
ライトを生地に当てるだけで判断が可能です。
ライトを表から直接タープ生地に当て、その透過光の強さが強い程遮光性が低く、弱い程遮光性を高いタープになります。
シェード系タープ、非自立式タープで2枚のタープを使い回す場合は、2モデルの遮光性の高低の幅を極力広く持たせた方が潰しが効きます。
なぜなら、似たような遮光性のタープでは暑い時期、寒い時期の使い分けの幅が狭くなります。
じゃあ寒い?暑い?ちょっと迷う時期は?となると、迷うなら遮光性の高いタープを持ち出す事をオススメします。
なぜなら悩む時期は大概季節の変わり目、雨が降る時期です。
遮光性が高い生地は雨にも強い事が多いです。
1枚で済ますのなら寒冷期の対応策を個人装備の充実で補完する様にして、遮光性の高いタープを1枚選ぶ方がオススメです。
ワタクシも最低気温が氷点下になる時期でも、こんな感じ

で設営して夜はキノコ鍋と星見を楽しんだりしております。
ただ個人装備の充実を図ると結果的にはもう一枚タープが買えた、なんて事態にもなりがちですね(笑
でも個人装備はそれはそれで有れば便利です。
またリビング用スクリーンタープを購入するならば、検討対象のモデル全品を徹底的にライトで照らし、遮光性の最も高いモデルを選ぶ方が後々良さを感じる事になります。
遮光性の低いリビング用スクリーンタープは一番最悪な結果を招きます。
風通しがあまり良く無いリビング用スクリーンタープで、遮光性が低いと日光の影響が強くなり、中の空気は一気に温められ、クーラーボックスも無意味になる程暑くなります。
ウチのクーラーボックスは○○だから周りが火の海でも大丈夫!そんなの心配無いぜ!
とは言う方もいますが折角のその高性能クーラーボックス、性能を生かすなら涼しい所に置くに越したことはありません。
また概して遮光性の低い生地ほど厚さやコーティングが薄い為、リビング用スクリーンタープの利点で有る保温性も劣る事が多いとワタクシは考えております。
折角のキャンプ。
リビングとして快適に過ごす為にも購入検討対象のタイプに合わせて、遮光性を考慮して選定する事をワタクシは強く、チカラヅヨく、オススメします。
さてさて、次回は肝心のタープの広さについて、です。
お楽しみに!

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2014年08月18日
間違っているキャンプ用品選び〜タープ編②-4非自立式タープについて〜
皆さんハロにちは。Blastです。
さてさて、間違っているキャンプ用品選び。
誰も実践したいとは言っていないのですが(笑
ワタクシが提唱、オススメするULAC(Ultra Light Auto Camp ウルトラライト オーwトキャンプ)を実践する為のキャンプギアの選び方について書いています。
1回目の①序論はこちら
2回目の②-1タープのタイプ分けについてはこちら
3回目の②-2シェード系タープについてはこちら
前回の②-3リビング用スクリーンタープについてはこちら
です。
さてさて、繰り返しになりますが、タープは大まかに自立式と、非自立式とがありますよ
このブログでは自立式タープは
1.シェード系タープ
イベント用シェードや、パーティシェードなど。
2.リビング用スクリーンタープ
そのままですね。
この2種類に分かれますよ。
そして非自立式タープは
色々あるけど全部
3.非自立式タープ
と機能の違いに合わせて分類しますよ。としました。
で、今回は3種類目、
3.非自立式タープについて
評価して行きたいと思います。
評価項目は前回同様、キャンプのリビングに求める快適性の要素5項目
①開放感がある→開放感
②暑くない→涼感
③寒くない→温感
④風雨を凌げる→耐候性
⑤虫などに悩まされない→防虫性
としていきます。
最高評価は星3つとします。
では、ワタクシの考えるリビング用スクリーンタープの評価は
①開放感 ☆☆☆
②涼感 ☆☆☆
③温感 ☆☆
④耐候性☆☆
⑤防虫性☆
と言ったトコロでしょうか。
まず開放感は3種のタープの中で最も高いと思います。何より最小で2本で立つ非自立式タープは視界を遮る物が少なく、抜群の開放感です。
またポールの設定の仕方に応じて高さも変えられるので頭上スペースもしっかり確保できます。
涼感ですが、これも抜群です。
開放感を少し犠牲にして細身の190cm程度のポールをサイドに立てたり、メインポールを若干高く設定すると風通しは抜群に良くなります。
昼間もノンビリと椅子に座ってタープの作る日陰に腰掛けてビールが飲めます。
温感は貼り様によりますがまずまず。風が冷たく感じ始める秋頃までは十分対応可能です。
寒い時期は基本的に少しポールを低く設定して風を遮るように設営します。これにより若干空間は狭くなりますが、その下にストーブなどを用意すると、空間が狭い分暖かさが留まりやすくなります。
耐候性も貼り様によって変わります。天候が荒れることが予測されている時も、ポールを若干低く設営し、サイドウイングを閉じ気味にする事で、雨風への対応力がグッと高まります。
防虫性は見ての通り外と同じなのでガンガン入って来ます。
中にはオプションで蚊帳のような物を設置できるモデルもありますが、折角の開放感と涼感を失うので微妙です。
前回も書きましたが、ワタクシはもう、虫の住処に行っているので諦めて、その他の方法で対応する方が良いのでは?と考えています。
では非自立式タープのメリットは何?となりますが、恐らく
軽くて、開放感がある。
有る程度まではポールの使い方でスペースをアレンジできる。
といった所でしょうか?
非自立式タープのデメリットは?となりますと
立てるのが煩雑
虫が入ってくる
と言う点です。
まず立てるのが煩雑と言う点ですが、これは有る意味慣れでもあります。慣れると10分もあれば立つ様になります。
これはまた別の機会にお話します。
虫対策ですが、明るさの違うランタンを使う、蚊取り線香をたく、などでも対応出来ますが、蚊取り線香は独特な匂いがつくのでワタクシは余り使いません。
ちなみに文中、ポールアレンジ、と何度も書いていますが、メインポールとして安心して使えて、高さのアレンジの出来るポールはワタクシの知る限り

これか

これしか無いと考えています。
ULACなんて言ってる人がこれですか、なんて言われちゃいそうですが、強度と重さ、使い勝手のバランスが最も良いです。
さてさて4回に渡ってタープの分類とそれぞれの特徴をワタクシなりに書いてみました。
どのタープが正解、と言うのは無いと思います。
我が家でもタープは3張あり、
前回記載の

と

これ。
ちなみにヘキサProは既に廃盤になってるので、リンク無いかと思ったらナチュラムさん、まだ在庫ある様子です。
これ、遮光性が異様に高くて涼しいのでオススメです。
あとこんな感じの

Dana Designのちょっと変わったタープを使っています。
季節に応じて使い分けると言うか…
またこのタープは幕だけならこんなに

小さく収納出来るのでその他タープと併用する事もあります。
ちなみに軽さは紹介した順の逆の並びで軽いです。
さてさて、次回は奇しくもこの中でも一瞬触れた"遮光性"についてです!
お楽しみに!

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さてさて、間違っているキャンプ用品選び。
誰も実践したいとは言っていないのですが(笑
ワタクシが提唱、オススメするULAC(Ultra Light Auto Camp ウルトラライト オーwトキャンプ)を実践する為のキャンプギアの選び方について書いています。
1回目の①序論はこちら
2回目の②-1タープのタイプ分けについてはこちら
3回目の②-2シェード系タープについてはこちら
前回の②-3リビング用スクリーンタープについてはこちら
です。
さてさて、繰り返しになりますが、タープは大まかに自立式と、非自立式とがありますよ
このブログでは自立式タープは
1.シェード系タープ
イベント用シェードや、パーティシェードなど。
2.リビング用スクリーンタープ
そのままですね。
この2種類に分かれますよ。
そして非自立式タープは
色々あるけど全部
3.非自立式タープ
と機能の違いに合わせて分類しますよ。としました。
で、今回は3種類目、
3.非自立式タープについて
評価して行きたいと思います。
評価項目は前回同様、キャンプのリビングに求める快適性の要素5項目
①開放感がある→開放感
②暑くない→涼感
③寒くない→温感
④風雨を凌げる→耐候性
⑤虫などに悩まされない→防虫性
としていきます。
最高評価は星3つとします。
では、ワタクシの考えるリビング用スクリーンタープの評価は
①開放感 ☆☆☆
②涼感 ☆☆☆
③温感 ☆☆
④耐候性☆☆
⑤防虫性☆
と言ったトコロでしょうか。
まず開放感は3種のタープの中で最も高いと思います。何より最小で2本で立つ非自立式タープは視界を遮る物が少なく、抜群の開放感です。
またポールの設定の仕方に応じて高さも変えられるので頭上スペースもしっかり確保できます。
涼感ですが、これも抜群です。
開放感を少し犠牲にして細身の190cm程度のポールをサイドに立てたり、メインポールを若干高く設定すると風通しは抜群に良くなります。
昼間もノンビリと椅子に座ってタープの作る日陰に腰掛けてビールが飲めます。
温感は貼り様によりますがまずまず。風が冷たく感じ始める秋頃までは十分対応可能です。
寒い時期は基本的に少しポールを低く設定して風を遮るように設営します。これにより若干空間は狭くなりますが、その下にストーブなどを用意すると、空間が狭い分暖かさが留まりやすくなります。
耐候性も貼り様によって変わります。天候が荒れることが予測されている時も、ポールを若干低く設営し、サイドウイングを閉じ気味にする事で、雨風への対応力がグッと高まります。
防虫性は見ての通り外と同じなのでガンガン入って来ます。
中にはオプションで蚊帳のような物を設置できるモデルもありますが、折角の開放感と涼感を失うので微妙です。
前回も書きましたが、ワタクシはもう、虫の住処に行っているので諦めて、その他の方法で対応する方が良いのでは?と考えています。
では非自立式タープのメリットは何?となりますが、恐らく
軽くて、開放感がある。
有る程度まではポールの使い方でスペースをアレンジできる。
といった所でしょうか?
非自立式タープのデメリットは?となりますと
立てるのが煩雑
虫が入ってくる
と言う点です。
まず立てるのが煩雑と言う点ですが、これは有る意味慣れでもあります。慣れると10分もあれば立つ様になります。
これはまた別の機会にお話します。
虫対策ですが、明るさの違うランタンを使う、蚊取り線香をたく、などでも対応出来ますが、蚊取り線香は独特な匂いがつくのでワタクシは余り使いません。
ちなみに文中、ポールアレンジ、と何度も書いていますが、メインポールとして安心して使えて、高さのアレンジの出来るポールはワタクシの知る限り

スノーピーク(snow peak) ウイングポール 280cm
これか

スノーピーク(snow peak) ウイングポール 240cm
これしか無いと考えています。
ULACなんて言ってる人がこれですか、なんて言われちゃいそうですが、強度と重さ、使い勝手のバランスが最も良いです。
さてさて4回に渡ってタープの分類とそれぞれの特徴をワタクシなりに書いてみました。
どのタープが正解、と言うのは無いと思います。
我が家でもタープは3張あり、
前回記載の

スノーピーク(snow peak) メッシュシェルター
と

スノーピーク(snow peak) HDタープ シールド・ヘキサPro.
これ。
ちなみにヘキサProは既に廃盤になってるので、リンク無いかと思ったらナチュラムさん、まだ在庫ある様子です。
これ、遮光性が異様に高くて涼しいのでオススメです。
あとこんな感じの

Dana Designのちょっと変わったタープを使っています。
季節に応じて使い分けると言うか…
またこのタープは幕だけならこんなに

小さく収納出来るのでその他タープと併用する事もあります。
ちなみに軽さは紹介した順の逆の並びで軽いです。
さてさて、次回は奇しくもこの中でも一瞬触れた"遮光性"についてです!
お楽しみに!

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2014年08月16日
間違っているキャンプ用品選び〜タープ編②-3リビング用スクリーンタープについて〜
皆さんハロにちは。Blastです。
さてさて、間違っているキャンプ用品選び。
誰も実践したいとは言っていないのですが(笑
ワタクシが提唱、オススメするULAC(Ultra Light Auto Camp ウルトラライト オーwトキャンプ)を実践する為のキャンプギアの選び方について書いています。
1回目の①序論はこちら
2回目の②-1タープのタイプ分けについてはこちら
前回の②-2シェード系タープについてはこちら
です。
さてさて、繰り返しになりますが、タープは大まかに自立式と、非自立式とがありますよ
このブログでは自立式タープは
1.シェード系タープ
イベント用シェードや、パーティシェードなど。
2.リビング用スクリーンタープ
そのままですね。
この2種類に分かれますよ。
そして非自立式タープは
色々あるけど全部
3.非自立式タープ
と機能の違いに合わせて分類しますよ。としました。
で、今回は2種類目、
2,リビング用スクリーンタープについて
評価して行きたいと思います。
評価項目は前回同様、キャンプのリビングに求める快適性の要素5項目
①開放感がある→開放感
②暑くない→涼感
③寒くない→温感
④風雨を凌げる→耐候性
⑤虫などに悩まされない→防虫性
としていきます。
最高評価は星3つとします。
では、ワタクシの考えるリビング用スクリーンタープの評価は
①開放感 ☆
②涼感 ☆
③温感 ☆☆☆
④耐候性☆☆☆
⑤防虫性☆☆☆
と言ったトコロでしょうか。
まず開放感は3種のタープの中で一番劣ります。そこは重視している方には向かないかとおもいます。
涼感ですが、やはりスクリーンな分、風通しが悪く、夏場の昼間は結局スクリーン自体も開け放してしまいがちです。
温感は満点の評価。暖かく過ごせます。
耐候性は3種のタープの中では最も高い評価になると考えています。
防虫性もそれがメインで考えられている製品なので、当然高評価になりますが、少し問題点もあります。
ではリビング用スクリーンタープのメリットは何?となりますが、恐らく
荒天にもある程度対応出来る
寒さに強い
といった所でしょうか?
リビング用スクリーンタープのデメリットは?となりますと
デカくて重く
暑くなり易い
設営か面倒
と言う点です。
まずポールの数が多くなりますのでデカくて重くなり、設営の労も増えます。
また風が妨げられやすいので、暑くなりがちです。
この暑くなりがち、と言う点がリビング用スクリーンタープの大きな問題点に繋がります。
実は防虫性から選ばれる事の多いリビング用スクリーンタープですが、暑くなり易い為に、昼間は開け放していなくては中に居られない程暑くなります。
開けていれば当然虫は入ってきます。
虫を意識して買った物の、虫の発生する頃は暑くてメッシュのままでは中では過ごせず、
リビング内で過ごせる気温の頃には、虫はさほど居ない。
と言うジレンマが生じます。
個人的には、キャンプに行く時点で虫がいることを前提にして、行き先の標高を上げるなどして対応する方が良いかと考えています。
ワタクシもリビング用スクリーンタープは使っていますが、晩秋〜初春までのアイテムに使っています。
虫対策と言うよりは、寒さ対策で使う事が殆どです。
ちなみに我が家のスクリーンタープはSnowPeakのメッシュシェルターです。

コレを出す時は、既に廃盤となっている品ですがリビングシェルのインナールームSか、MSRのHubba Hubba HPをフライごと中に張っています。
一時期メッシュシェルターだけでキャンプ、と言うのも試みましたが、やはり暑い時期の対応が難しく、結局キャンプスタイルを一つにするのはまだ出来て居ないのが現状です。
さて次回はタープ別評価最後の
"タープ"についてです。

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さてさて、間違っているキャンプ用品選び。
誰も実践したいとは言っていないのですが(笑
ワタクシが提唱、オススメするULAC(Ultra Light Auto Camp ウルトラライト オーwトキャンプ)を実践する為のキャンプギアの選び方について書いています。
1回目の①序論はこちら
2回目の②-1タープのタイプ分けについてはこちら
前回の②-2シェード系タープについてはこちら
です。
さてさて、繰り返しになりますが、タープは大まかに自立式と、非自立式とがありますよ
このブログでは自立式タープは
1.シェード系タープ
イベント用シェードや、パーティシェードなど。
2.リビング用スクリーンタープ
そのままですね。
この2種類に分かれますよ。
そして非自立式タープは
色々あるけど全部
3.非自立式タープ
と機能の違いに合わせて分類しますよ。としました。
で、今回は2種類目、
2,リビング用スクリーンタープについて
評価して行きたいと思います。
評価項目は前回同様、キャンプのリビングに求める快適性の要素5項目
①開放感がある→開放感
②暑くない→涼感
③寒くない→温感
④風雨を凌げる→耐候性
⑤虫などに悩まされない→防虫性
としていきます。
最高評価は星3つとします。
では、ワタクシの考えるリビング用スクリーンタープの評価は
①開放感 ☆
②涼感 ☆
③温感 ☆☆☆
④耐候性☆☆☆
⑤防虫性☆☆☆
と言ったトコロでしょうか。
まず開放感は3種のタープの中で一番劣ります。そこは重視している方には向かないかとおもいます。
涼感ですが、やはりスクリーンな分、風通しが悪く、夏場の昼間は結局スクリーン自体も開け放してしまいがちです。
温感は満点の評価。暖かく過ごせます。
耐候性は3種のタープの中では最も高い評価になると考えています。
防虫性もそれがメインで考えられている製品なので、当然高評価になりますが、少し問題点もあります。
ではリビング用スクリーンタープのメリットは何?となりますが、恐らく
荒天にもある程度対応出来る
寒さに強い
といった所でしょうか?
リビング用スクリーンタープのデメリットは?となりますと
デカくて重く
暑くなり易い
設営か面倒
と言う点です。
まずポールの数が多くなりますのでデカくて重くなり、設営の労も増えます。
また風が妨げられやすいので、暑くなりがちです。
この暑くなりがち、と言う点がリビング用スクリーンタープの大きな問題点に繋がります。
実は防虫性から選ばれる事の多いリビング用スクリーンタープですが、暑くなり易い為に、昼間は開け放していなくては中に居られない程暑くなります。
開けていれば当然虫は入ってきます。
虫を意識して買った物の、虫の発生する頃は暑くてメッシュのままでは中では過ごせず、
リビング内で過ごせる気温の頃には、虫はさほど居ない。
と言うジレンマが生じます。
個人的には、キャンプに行く時点で虫がいることを前提にして、行き先の標高を上げるなどして対応する方が良いかと考えています。
ワタクシもリビング用スクリーンタープは使っていますが、晩秋〜初春までのアイテムに使っています。
虫対策と言うよりは、寒さ対策で使う事が殆どです。
ちなみに我が家のスクリーンタープはSnowPeakのメッシュシェルターです。

コレを出す時は、既に廃盤となっている品ですがリビングシェルのインナールームSか、MSRのHubba Hubba HPをフライごと中に張っています。
一時期メッシュシェルターだけでキャンプ、と言うのも試みましたが、やはり暑い時期の対応が難しく、結局キャンプスタイルを一つにするのはまだ出来て居ないのが現状です。
さて次回はタープ別評価最後の
"タープ"についてです。

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