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星見とキャンプが好きな千葉在住のアラフォーのおじさん。
新月の度に星見キャンプに足繁く通っております。
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Posted by naturum at

2014年09月25日

満天の星の光を写すには〜星空写真の写し方3-b,ピント合わせについて〜

皆さんハロにちはBlastです。
満点の星の光を写すには、と題してお送りしておりますこのシリーズ。
興味がある方がいるかわかりませんが…細々と書いてまいります。

1回目の序論はこちら
2回目の道具編 序論はこちら
3回目の道具編 カメラ編はこちら
前回の道具編 三脚編はこちら
前回の撮影編 序論はこちら
です。

さてさて、前回の 撮影編 序論では写真の基本、撮影時の露出、の大原則についてご案内しました。

ではでは写真の基本のもう一つ、ピント合わせ、についてご案内しようと思ってます。

ある御仁はピントが合っててタイミングを逃した写真とタイミングが合っててピントを逃した写真があるのなら、タイミングを逃した方がマシとの事で…

ちょっとピンぼけはロバートキャパにしか許されないキビシイ世界なのデス…

でも、最近では殆どの場合、ピントなんてオートフォーカス任せなのでは無いでしょうか?

実際近年のオートフォーカスは精度が良く、殆どの場合、ピントをさして意識しなくてもかなりの確率で合焦(ピントが合う=焦点が合う)します。

しかしながらこの連載で撮影の対象にしている"星"については今でもオートフォーカス機能が苦手とする対象の一つで、ワタクシの知る限りではオートフォーカス任せではイマイチな写りになる事が多いです。

一部デジカメでオートフォーカスで合焦してるとの情報もありますが…

ではどうやってピントを合わせるか?

簡単です。

自分の目で見て追い込みます。

そのやり方はカメラに応じて使いますが、この連載ではデジカメを前提に書いてますので、デジタルの恩恵を最大限生かしていきましょう。

端的に言えば、上がり(撮影結果)がすぐ出ますのでガンガン修整して追い込みます。

良く「これが無いと星空は…」と言われるのがセンサーに写った絵をそのまま見るライブビューですが、ないデジカメでも大丈夫です。

まず大前提として、使うカメラのレンズはF値が3.5以下の明るいレンズを使います。
そしてピント合わせの手法は2種類の方法があります。

①オートフォーカスでザックリ合わせて、そこから追い込むか
②最初から手動でやるか

この2種類です。

①の場合、星の撮影に向く"無限遠"(ピント調整が不要な距離)にピントを合わせる必要があります。
しかし前述の通り、星自体はオートフォーカスが苦手な対象です。


ではどうするか…

ジャスト新月では使えない手ですが、ワタクシは昔から"月"を利用する事をオススメします。

撮影前にオートフォーカスで月に焦点をあわせておいて、そこでマニュアルフォーカスに切り替えることで 一旦合ったピントを維持します。

また、月が無い場合や、見晴らしの良い場所であれば遠い場所にある物(街灯や鉄塔のライト等)に焦点を合わせる、と言うのも手です。
実用上、無限遠は焦点距離の2,000倍の長さで離れていれば問題ありません。
例えば24mmの広角レンズであれば48,000mm=48m
これ以上の距離の物にピントを合わせばある程度無限遠に近づけられます。

またいずれの方法でも、恐らく星にピントがジャストになるのは難しいと思います。必ず手動で合わせ込む必要が生じてきます。
手動でピントを合わす前にまず、周りを見渡して一番明るい星を見つけ、ファインダーの視野内に入れておきます。

またオートフォーカスを使わない方法では、まず夜空を眺めて一番明るい星を見つけます。

そしてカメラの電源を切ってファインダーを覗き、その一番明るい星を画角内に入れます。

ここからはオートフォーカスを利用した方法でピントを追い込む時も同じやり方になります。

ライブビュー付きのデジカメならライブビューモードに切り替えます。
ライブビュー無しのデジカメなら、ISO感度を最大に上げ、絞りは開放(一番小さな数値)シャッタースピード5秒〜15秒撮影します。

そして液晶に表示される画像を拡大してピントの確認をします。

ライブビュー付きのデジカメなら表示されている星が一番小さくなるまでフォーカスリングを回して調整します。

ライブビュー無しのデジカメならちょっとづつフォーカスリングを動かしては撮影、上がり(撮影結果)を繰り返し星が一番小さくなるまで追い込みます。

こうして手動でピントを合わせていきます。

また、ピント合わせの為にレンズ自体に


こんな感じで目盛りのステッカーを貼るのもピント合わせを楽にする手です。

更に、一旦合わせたピントがズレてしまうと勿体無いので、お持ちであればパーマセルテープと呼ばれる専用のテープで固定するのもオススメです。


堀内カラー HCL 35963 [パーマセルテープ


さてさて、次回は露出編、これでやっと本格的に撮影を始められます、お楽しみに!
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2014年09月19日

満天の星の光を写すには〜星空写真の写し方3-a,撮影編 序論〜

皆さんハロにちはBlastです。
満点の星の光を写すには、と題してお送りしておりますこのシリーズ。
興味がある方がいるかわかりませんが…細々と書いてまいります。

昨今上期末なのかワタクシの要領が悪いのか、UPが不定期になってしまって申し訳ありません。

1回目の序論はこちら
2回目の道具編 序論はこちら
3回目の道具編 カメラ編はこちら
前回の道具編 三脚編はこちら
です。

さてさて、やっと撮影です。

しかし、長いですね。

そして撮影編ですが、今回は撮影しません(笑

星を撮るにあたって重要な、ひいては、写真を撮るのに重要なデジカメでの"露出"について今回はご案内いたします。

皆さんは露出ってなんだか分かりますか?

簡単に説明すると、カメラのセンサーに対して、光の入り口の大きさと(絞り)、光を入れる時間(シャッタースピード)を相互に決めて、センサーに適切な量の光を当てることです。

適切な量の光を当てれば良いので、入り口の大きさが大きければ、入れる時間は短くなり、入り口の大きさが小さければ、入れる時間は長くなると言う相関関係にあります。

そして適切な量、と言うのはセンサーの持つ光への反応する能力(ISO感度)によって変化します。












わ…ワケが分からないぜ…











この説明の例えでよく使われるのが、コップと水道の蛇口です。

水は光、
絞りは蛇口の開度、
シャッタースピードは蛇口の下にコップを置いておく時間、
ISO感度はコップの大きさを示しています。

そしてちょっと分かりにくいのですが、ISO感度が高い程コップは小さくなります。

コップにはそれぞれの大きさに合わせて容量の8割が入る辺りに線が引いてあります。

この線ぴったりに水を入れる事を目的とします。

そして、水を出している蛇口の下にコップを置いて、それぞれのコップの線まで水をいれます。

コップの大きさが大きければ(ISO感度が低ければ)
蛇口の開度(絞り)は大きく開き、
その開き具合によって
コップを蛇口の下に置いている時間(シャッタースピード)がも長くなります。

コップが小さければ(ISOが高ければ)同じ蛇口の開度(絞り)で有ればコップを蛇口の下に置いておく時間(シャッタースピード)が短くできます。


では、カメラで考えるとどうでしょう

絞り、はカメラのレンズの内側にある光を入れる入り口を遮蔽する



こんな形になっている部分です。
(画像はWikipediaより拝借)

そしてカメラの設定では絞りは"F値"で表されます。

このF値、以前も道具編 カメラ編でレンズの明るさとして出てきた言葉です。詳細はそちらを読んで頂くことにして、センサーへの光の入り口の大きさ(蛇口の開度)はレンズの持っているF値が最も大きく、そこから"絞り"を使って光の入り口の小さくして行くことになります。
必然的にレンズのF値が絞りなども使わずに最も大きく光を入れることが出来る為、これを開放F値。と呼びます。

では開放F値が高い(大きく蛇口を開けられない)、暗いレンズの場合、明るいレンズと同じ様に撮影するにはどの様にすれば良いか?

もうお分かりですね。

シャッタースピード(コップを置いている時間)を長くするか
ISO感度(コップのサイズ)を上げる(小さくする)か

この2種類の方法しかありません。

この3つは常に相互に関係します。
ただISO感度についてはフィルムの時代はフィルムに依存していた為、撮影途中での変更はフィルムの入れ替えを意味していた為、基本的に絞りとシャッタースピードで露出をコントロールしていました。
その影響もあるのか、デジカメ全盛の今でも絞りとシャッタースピードで露出を専用のダイヤル等で、コントロールし、ISO感度はメニュー階層の一つ下位にあったりすることが多いです。

本当は写真を撮る上でこの3つの要素がどの様に撮った写真に影響するかをお話したいのですが…

長くなりすぎるので割愛します(笑

とにかく、写真を撮ることは

ISO感度
シャッタースピード
絞り

この3つをコントロールして撮影する、と言う事を念頭に置いていただければと思います。


さてさて、次回はいよいよ撮影編、お楽しみに!

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2014年09月15日

満天の星の光を写すには〜星空写真の写し方2-c,道具編 三脚について〜

皆さんハロにちはBlastです。
満点の星の光を写すには、と題してお送りしておりますこのシリーズ。
興味がある方がいるかわかりませんが…細々と書いてまいります。

1回目の序論はこちら
2回目の道具編 序論はこちら
前回の道具編 カメラ編はこちら
です。

UPが不定期になっててすいません。
昨日はこんな写真撮って遊んでました。




前回、星景写真を撮るには
最低限、カメラと三脚が必要ですよ。
カメラはデジカメを前提にしますよ。マニュアルフォーカス、ISOの変更、シャッタースピードの変更が任意に出来る明るいレンズを搭載したカメラが必要ですよ。
と書きました。

さて、残るは三脚です。

どの様な三脚が必要か。

箇条書きにすると
・カメラを載せて脚を伸ばした時、ファインダーが目の前に来る高さがあること
・カメラをしっかりと固定出来ること
・グラグラしないこと

この3点がキッチりできる三脚ならどんな三脚でも良いでしょう。

では、買う上でどの様なスペックの物が良いでしょう?

・カメラを載せて脚を伸ばした時、ファインダーが目の前に来る高さがあること

コレは三脚のスペックで言うと伸高と呼ばれる部分です。
身長や、使うカメラによって変わりますが大凡自分の身長の8割程度の物が良いでしょう。
またスペックで惑わされ易いキーワードとして全伸高という物がありますが、コレは星の写真を撮影する時には余り使う事をオススメしない部分を使って高さを稼いだ際の数値なので気をつけましょう。

・カメラをしっかりと固定出来ること

コレは三脚のカメラを取り付ける部分、"雲台"がどの様なスペックなのかを見ると良いです。
個人的なオススメはギア付き雲台、いわゆる天体望遠鏡と同じ微動装置が着いた物ですが、中々高価なので、手に入り易い3way雲台なども良いでしょう。
ただ、ボール雲台と呼ばれるジョイント部分がボール状になっている雲台は後々使い難くなりますのでオススメしません。
(ULではありますが…)

・グラグラしないこと

コレは三脚のスペックの中で最大耐荷重、という部分を見ると分かります。
例えば耐荷重が1.5kgの三脚があったとして、カメラが1kg…
大丈夫!

と思いがちですが、余り ワタクシはオススメしません。
最低でも手持ちの機材の2倍、可能ならば3倍の荷重に耐えられる物を選択しましょう。

何故か?

実は星の撮影では常に長時間露光で撮影します。
その為風や振動があると失敗します。
また星空撮影に慣れないウチは撮影の失敗が、カメラのセッティングによる物なのか?その他の要因なのか?というのが掴みにくいため、できる限り不具合の要因となる箇所を省く方が上達が早くなります。

それにはとにかく丈夫な足回り(三脚)があった方が有利なのです。
足回りは余り問題無いな、と自信が持てるセットで失敗したとしたら、疑うべきはカメラ周り!
とトラブルシューティングも楽になります。

また、デジカメになってからはカメラ自体がグレードupする事もままありますので、その度に買い替えるよりは少しハイスペックな三脚を持っている方が有利な事が多いです。

大凡5kg程度以上の耐荷重があればどんなカメラでも大概大丈夫でしょう。

ちなみにワタクシは先日UPしたこのセット




の三脚はManfrottoというメーカーの055XPROBという脚に410ジュニアギアヘッド雲台というのを着けてます。

重いです。


さてさて、次回はいよいよ撮影編、お楽しみに!

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2014年09月12日

満天の星の光を写すには〜星空写真の写し方2-b,道具編 カメラについて〜

皆さんハロにちはBlastです。
満点の星の光を写すには、と題してお送りしておりますこのシリーズ。
興味がある方がいるかわかりませんが…細々と書いてまいります。

1回目の序論はこちら
前回の道具編 序論はこちら
です。

前回、星景写真を撮るには
最低限、カメラと三脚が必要ですよ。
カメラはデジカメを前提にしますよ。
一眼レフで無い場合、機能によって撮影可否が分かれますよ。
と書きました。

では、どんな機能が必要か。

箇条書きにすると
・ピント調整をマニュアルで行えること(マニュアルフォーカス)
・感度(ISO)を任意に設定出来ること(1600程度)
・シャッタースピードを任意に設定出来ること
(15〜30秒程度)

この3点に対応したデジカメである事が必要です。

大概の一眼レフで有れば、この機能は有しています。

またヨドバシカメラなどで検索して見ると、コンパクトカメラで上記の機能が搭載されてるカメラは大体3万以上はしてます。

そうすると中古でそこそこのミラーレス一眼レフデジカメが手に入る価格帯です。

もし、これからデジカメを買う方は、コンパクトデジカメでは無く、中古でそこそこのミラーレス等の一眼レフデジカメを購入した方が確実かと思います。

何故かと言うと
コンパクトデジカメのフォーカス機能は人を撮るのに特化してるので星などのニッチなニーズはあまり考慮されていない為です。

その上で上記の条件を満たすカメラでも、物によっては

"撮れたけどイマイチ"

だったりします。

その割には、3条件を満たすコンパクトデジカメは高いのであまりオススメしません。

が…撮影は出来ます。

定宿のキャンプ場管理人さんはソニーのサイバーショットで天の川を撮影するという猛者です。

それを見てワタクシはRicohのGRを中古で入手してコンパクトデジカメで星空を撮影したりもしました。

以前このブログで紹介した天体セットに入っている




双眼鏡の横のカメラがそれです。

既にコンパクトデジカメをお持ちの方はまず取り扱い説明書を引っ張りだして確認して見て下さい。

また一眼レフでも、コンパクトデジカメでも重要なのが

レンズの明るさ

です。

非常に単純な話ですが、レンズの明るさは焦点距離とそのレンズの口径で決まります。

焦点距離を口径で割った数値をF値と呼びその数値が小さいほど明るいレンズ、と言うことになります。

コンパクトデジカメではレンズが一体なので、最初からこの数値は決まってしまいますが、一眼レフデジカメでは交換する事も可能です。

どの程度の明るさが必要かは、シャッタースピード、ISOとの相関関係にあるので一概には言えないですが、F3.5程度がある意味目安になるかと思います。

この他の機能として、有ればよりラクに撮影ができる

ライブビュー機能

が有れば良いでしょう。

まずは手持ちの機材で、創意と工夫で星空を撮影してみましょう。

さてさて、次回はこのカメラをしっかりと固定する為の三脚についてです。
お楽しみに!

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2014年09月10日

満天の星の光を写すには〜星空写真の写し方2-a,道具編 序論〜

皆さんハロにちはBlastです。
満点の星の光を写すには、と題してお送りしておりますこのシリーズ。
興味がある方がいるかわかりませんが…細々と書いてまいります。

前回の序論はこちら
です。

前回、星の写真には3種類ありますよ
天体の一部に着目した"天体写真"
星座の様な星空の一領域を捉えた"星野写真"
星空と地上の風景を写した"星景写真"に分かれますよ
と書きました。

その中でこのシリーズではこのような



星空と風景を一緒に写した、星景写真を撮影する事を主眼に書く事にしています。

では今回は道具の序論なので、基本的にどのような道具が必要なのか、どういう物を選ぶべきなのか、と言う点について書いていきたいと思います。

基本的に星の撮影では手持ちで撮影する事はほとんど不可能な為、カメラを三脚に固定しての撮影となります。

では、どんな道具が必要か。

よく「赤道儀が必要なんでしょ?」と言われたり「高い、イイ一眼レフカメラじゃ無いと無理なんでしょ?」などと聞かれますが、それらは有れば便利なだけで、無ければ別に無いなりの撮影方法があります。

何故かそういうイメージが付きがちな様子ですが、そんなにお金を掛けなくても星は写せます。

別に高価なカメラと専用の機材をバッチリ用意しなくては撮れないような物ではありません。

ではどのような道具が必要か。

最低限必要なのはカメラと三脚です。

まず、最初に写真なので、当たり前ですがカメラが必要になります。

このカメラですが、デジカメを前提に書いて行きます。
フィルムでも撮影出来ますが、ちょっとデジカメとは取り組み方が異なります。(基本は一緒ですが)
その為、この連載ではデジカメでの撮影を前提に記載したいと思います。

また詳しくは次回以降記載しますが、一眼レフカメラであれば確実ですが、そうでなくても撮影は可能です。
コンパクトデジカメで撮影する場合はカメラの持っている機能により撮影の可否が分かれます。
お手持ちのデジカメの取扱説明書をご用意願います。

で、そのカメラを載せる三脚ですが、星の撮影では通常ではあり得ない時間の露光時間を要します。
その為ある程度頑丈な物が必要になります。

もし今お持ちの三脚が有る際は、載せる予定のカメラを搭載させた上で、軽く上下に叩いてみて下さい。

コレで倒れそうになる、ブルブル震える。となる三脚では星の撮影は厳しいです。

ご自宅にあるカメラと三脚はどうでしょう?

ちなみにワタクシはこんなセットで撮影しております。



写真は2012年5月の金環日食時のものです。太陽撮影の為に専用のフィルターをレンズの前に着けています。
昼間の写真がほぼ無くて(汗
余計な物が着いててすいませんf^_^;)
星の撮影の時はこのフィルターを外しています。

さてさて次回は道具編 カメラについて。
ここである程度、お持ちのカメラが星空撮影可能かどうか?判断したいと思います。

お楽しみに!

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2014年09月08日

満天の星の光を写すには〜星空写真の写し方1,序論〜

皆さんハロにちはBlastです。
新章決めました。興味がある方がいるかわかりませんが…


キャンプに行って、星空を眺めて
「綺麗!写真にとりたーい!」
と思い、

そうだ!この間買った一眼レフカメラがある!あれなら高性能だし、撮ってみよう!

となって空にカメラを向けた物の、

ピント合わないし…
真っ暗だし…
何にも写らない…

となったことありませんか?

このカメラ余り性能が良く無いのかなぁ…

いえいえ、一概に性能が悪いから撮れないのではありません。

星空を撮るには星空を撮る為のセッティングや道具が必要になります。

また、その撮り方に対する誤解から要らない物まで買い込んでしまったり。

このシリーズでは順を追って星空を撮影する方法について書いて行きたいと思います。

今はいい時代になって、星空を撮る為の機材もかなりライトな物で対応できます。

ワタクシが写真を撮りはじめた20年前位に星を撮る、なんて言い出したらそれはそれは大変でした…

星を点に写したい!なんてしようとする物ならトンデモ無くお金がかかった物で、

撮り方は知ってるけど…
撮ったことは無いんです…

と言う物でした。

今でも星の写真はお金の掛かるジャンルで有ることは間違い無いんですが、撮り方によっては手軽に始められます。

星の写真には写し方によって

・天体写真
星雲、星団、銀河など一つの天体をメインに写した写真

・星野写真
星座など、星空の有る程度広い領域を星空メインで写した写真

・星景写真
星空と地上の風景を同時に写した、星と風景の写真。

3つのジャンルがありますが、このシリーズでは、この様な




星景写真の撮影について書いて行きたいと思います。

その上で、
2-a道具編 序論
2-bカメラについて
2-c三脚について
3-a撮影編 序論
3-bピント合わせについて
3-c露出について

の6回に渡ってお送りします。
お楽しみに!

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