火を放て!!ULAC的火器類の選び方8.ガス器具でのシーズン対応について

Blast

2014年10月01日 08:11

皆さんハロにちは。Blastです。
このシリーズは数あるキャンプ用品沼の中でも、特に深いと言われてる火器沼の入り口に足を突っ込みかけるこの連載。
ULAC的火器類の選び方についてまとめております。

1回目の序論はこちら
2回目の燃料の種類についてはこちら
3回目の固形燃料についてはこちら
4回目のガス燃料についてはこちら
5回目の液体燃料についてはこちら
6回目の液体燃料の種類についてはこちら
前回のシーズンごとの対応についてはこちら
です。

さてさて、前回の記事で燃焼器具のシーズン別対応についてご紹介して、各機能ごとの区分けと燃焼器具の取捨選択、温度による装備対応についてご案内させていただきました。

今回はガス器具での各シーズンの対応方法について整理して行きたいと思います。

大前提として、ガス器具にはOD缶とCB缶(カセットボンベのガス缶)の二種類のガス缶があります。
装備を検討する上ではこれらを混在させると何かとガス缶が沢山必要になるので、統一した方が良いでしょう。

その上で、CB缶は燃料を手に入れやすい物の、低温時の対応に不安があるのでこのブログではOD缶での器具を念頭に置きます。

まず、マストとなるバーナーですが、扱い易いガス器具なのでどのような物でも問題は無いのですが個人的にはツーバーナーを持つよりシングルバーナーを二つ持つ方がコンパクトで使い勝手が良いと考えています。

その上で分離型と一体型の二種類がありますが、常に鍋等が乗ることを考えると低重心な分離型が安全なことが多いです。
ただ、一体型の方がコンパクトなことが多いので、この二種類を装備しするのはいかがでしょう?

PRIMUS(プリムス) エクスプレス・スパイダー・ストーブ



PRIMUS(プリムス) プリムス・フェムトストーブ SWEDENカラーバージョン



この辺りは信頼性も高く、コンパクトで非常に使い易いアイテムです。

またプリムスはとにかく長い間この業界にバーナー、ランタンを提供し続け、その全ての製品が現行のガス缶で運用可能、というサポート力とユーザビリティを持つメーカーなのでオススメです。

こうなるとランタンはプリムスの物がとなります。

やはり定番の




2245ランタン
(画像は公式HPより拝借)

PRIMUS(プリムス) P-541 マイクロランタン



個人的にはP-541が好きです。

ただ、暖房器具として使用出来る燃焼器具に選択肢がなさ過ぎるのがガス器具の問題点で、OD缶で運用出来る製品は知る限りでは

Coleman(コールマン) クイックヒーター


位となります。

本当は寒い時期は装備が嵩むのであまり賢い選択ではないのですが、
寒い時期限定でCB缶を運用するのであれば

ユニフレーム(UNIFLAME) ハンディガスヒーター ワームII



あたりでしょうか。
ちなみにプリムスを取り扱うIwataniがこの秋新製品を出した様子です。




カセットガスアウトドアヒーター
(画像は公式HPより拝借)

まぁ、どちらもULな感じはしないですが、大元の燃焼器具自体がコンパクトなので良しとしましょう(笑

また、暖房器具を考慮する様なシーズンにキャンプをするのであれば、燃料も耐寒性の高いハイパワータイプの物を使う必要があるかと思います。

この場合、燃焼し易い成分だけ先に燃え尽きてしまう事もあるので、夏場に余った燃料を使い切るようにするのも手です。

さてさて次回は液体燃料器具のシーズン毎の対応について記載します。
お楽しみに☆

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