火を放て!!ULAC的火器類の選び方5液体燃料について

Blast

2014年09月16日 08:11

皆さんハロにちは。Blastです。
数あるキャンプ用品沼の中でも、特に深いと言われてる火器沼の入り口に足を突っ込みかけるこの連載。
ULAC的火器類の選び方についてまとめております。

1回目の序論はこちら
2回目の燃料の種類についてはこちら
3回目の固形燃料についてはこちら
前回のガス燃料についてはこちら
です。

さてさて、今回こそ、液体燃料をメインにしたキャンプでの対応についてです。

やっとワタクシのメインフィールド、液体燃料です。

液体燃料は以前、燃料の種類で記載した様に常温下では液体の燃料を加熱し、気化させて燃焼させます。
その為、断続的に気化する熱量が得られるまでプレヒートと言う行程が必要になります。
構造や、燃料の特性によりその様な作業を意識的に行わない場合がありますが必ず安定燃焼の前にコレに類推する行程が存在します。

また、燃料に寄っては常温より少し高い温度で気化が始まる燃料もある為、安全に使う為にはそれなりに取り扱いに注意しなくてはいけません。

液体なので、当然こぼれたり、漏れたりする可能性もあります。

つまり液体燃料の火器を扱うには
・必ず気化する為の時間が必要
・安全管理を怠らない(危険がある程度伴う)
この2点が許容出来るのであれば、とても頼りがいのある火器になります。

何故頼りがいがあるか、

固形燃料よりも着火し易く
ガス燃料よりも低温に強い

コレが液体燃料の特徴です。
何より低温耐性は特筆すべき点で、上記のプレヒートにより、燃料気化の為の熱をすぐそばに確保出来る為、極寒の地でも着火が可能です。

しかしながらULAC的には不利な部分があります。
それは器具に必ず燃料タンクが必要になる、という点です。
これは実に痛いポイントです、燃料タンクが一体となった燃焼器具は、それとは別に燃料を持たざるをえません。

特にランタンは燃料タンクが一体になった物ばかりの為、必ず荷物が増えてしまいます。

ではULAC的にはどの様な液体燃料器具が良いか

バーナーはコンパクトになる分離型が良いかと思います。

Optimus Novaシリーズ

OPTIMUS(オプティマス) No.82 NOVA(ノヴァ)




MSR ドラゴンフライストーブ



この2機種が圧倒的に使い易いでしょう。ネックは値段とうるささ、でしょうか。元気な音です(笑

個人的なオススメはNovaシリーズ。
大火力から炊飯時の弱火までしっかりコントロール出来て、未燃焼燃料が漏れにくい方式でオススメですが、着けるのは面倒くさいです。

ただ、面倒くさいのはいずれ慣れます。

ちなみにワタクシはOptimus No85 Nova+とDragonflyを使っています。

その上で高いですが、Nova+が一番気に入ってます。

そしてランタンですが、ここが悩みどころですが

Coleman(コールマン) ワンマントルランタン



あたりが無難でしょうか?

ちなみに我が家では以前紹介しましたが、




このラインナップから真ん中にあるハリケーンランタンともう一つを選んで持って行きます。

さてさて、何故こんなにランタンを持つのか、実は液体燃料にはいくつか種類があり、それぞれ特徴が異なるのです。


次回はその燃料の種類について記載します。
お楽しみに☆

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